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プリンス英米学院まとめ

英会話とTOEIC、英語習得にはどっちを選ぶべき?目的に合わせて賢く選択しよう

勉強法

英語の力を身に付ける方法として代表的なものに「英会話を習う」「TOEICのスコア取得」があります。英語の勉強方法にどちらを選ぶべきか迷っている方も多いでしょう。どのような英語レベルを目指すかによっても、有効な勉強方法は異なります。

この記事では英会話とTOEICの特徴をふまえた違いと勉強方法の選び方、英会話とTOEICを並行して勉強するメリット・デメリットを解説します。

 

英会話とTOEIC、始めるならどっち?

英語を習得しようとするとき、英会話とTOEICの勉強どちらから始めるか迷う人も多いでしょう。それを目的として勉強することは、代表的な英語の習得方法ですが、どちらを選ぶかは自分が英語で目指すレベルや習得する目的によって異なります。

 

目的をはっきりとさせないまま英会話やTOEICの勉強をはじめてしまうと、どちらも中途半端になってしまい満足に英語が習得できない原因ともなってしまいます。まずは英語で目指したいレベルや習得する目的をはっきりとさせて、効率良くかつ効果的な方法を選びましょう。

 

英会話とTOEIC、何がどう違う?

目的に合った英語の勉強方法を決めるには、英会話とTOEICの違いを知っておくのが重要です。英会話とTOEICの違いを比べるのに役立つ、それぞれの特徴について解説します。

 

英会話の特徴

 

英会話のレッスンは、日常会話で使用できる英語の習得を目的に行われます。次のような場合は、英会話の勉強を優先しましょう。

 

  • 留学や海外旅行の予定がある、仕事で使うなどですぐに英語を話せるようになりたい
  • 英語のなかでも会話を重点的に勉強したい
  • 英語の基礎力が身に付いている

 

英会話のレッスンは、講師と生徒が1対1やグループで英語を使って会話をしながら進みます。そのため、勉強内容はリスニングとスピーキングが中心です。自分で積極的に英語を話していかなければいけないため、英語の基礎力がない(=英語に自信がない)状態で英会話の勉強をはじめても、挫折してしまう可能性があります。

 

TOEICの特徴

 

TOEICは、テストを受けて取得するスコアによってどの程度の英語力を持っているのかを測れるのが特徴です。TOEICでの勉強が向いているケースとしては下記の場合です。

 

  • 受験や昇進のためにTOEICのスコアが必要
  • ビジネス英語を身に付けたい
  • 将来的なことを考えてとりあえず英語の力を身に付けておきたい
  • 英語の基礎力がない
  • 英会話とTOEICどちらを選んでいいか分からない など

 

TOEICでより高いスコアを取得するための勉強方法は、リーディングとリスニングが中心となります。英語のレベルを問わず受験者は同じテストを受けるため、初心者レベルから上級者レベルまで対応しています。よって、キャリアアップのために英語力を身に付けたい人はもちろん、英語の基礎力がない人が基礎固めをしたいときにもTOEICは向いています。

 

TOEICのテストの結果は、スコアとして残ります。TOEICのスコアは履歴書などにも記載できるため、英語力が評価対象となる場合は進学や就職、昇進にも有利です。

 

英会話が日常会話中心のためフランクな表現も習うのに対して、TOEICはビジネス上でも使用できる基礎的な英語表現を勉強できます。基本的な表現を身に付けている、かつ英語の基礎固めができている状態で英会話の勉強をした方が効率的なため、英語習得で何からはじめていいか分からないときにはTOEICの勉強を先にした方が良いでしょう。

 

まずは目的を明確に持とう

効果的な英語学習の方法は、目的によって異なります。まずは自身の英語習得における目標を明確にすれば、どんな英語の習得を始めるべきかが見えてくるでしょう。英語を勉強する目的別に、英会話とTOEICどちらが向いているかを解説していきます。

 

テストで高得点を取りたい

 

英語のテストで高得点を取る目的で英語を勉強したいなら、TOEICが向いています。日本で行われている英語教育は主にビジネス向けの整った英語であることが多いためです。

※過去記事「日本は英語後進国!?海外から効果的な勉強法を学ぼう!」より

 

日本の英語教育は、リスニングとリーディングが中心となっています。TOEICもスピーキングテストを含まず、リスニングとリーディングが主になっているため、英語教育との親和性が高いです。TOEICでの高得点取得を目指す勉強を進めていくことで、学校の英語学習にも良い影響を与える、相互作用を得られるでしょう。

 

論文などを英語で書く必要がある

 

論文を書くための英語を習得したいなら、TOEICの勉強が向いています。論文は口語的表現ではなく、文語的表現を用いるためです。

※過去記事「増える中学入試の英語の導入。何を、どのくらい勉強したらいい?」より

 

TOEICで出題される内容は、ビジネス向けの文語的表現が中心となっているため、論文の記述に使える英語の習得にもつながります。

 

海外の方と異文化コミュニケーションを図る

 

海外の方とお互いの文化に触れるコミュニケーションを図るときには、フランクな口語的表現が中心となります。また会話の中には日常で使われるスラングや冗談など、文語的な表現とは異なる独特の生きた英語も多く登場します。

 

この場合は英会話で実際に話せる、コミュニケーションが取れる、会話のキャッチボールができる「生きた英語」を身に付けなければいけません。よって、海外の方と会話でのコミュニケーションを取る目的を果たすためには、英会話によって英語を習得するのが有効です。

 

仕事で英語が必要

 

仕事で英語が必要になる場合は、会話で必要になる口語的表現と、ビジネス上で必要となる文語的表現両方を身に付けなければいけません。

 

海外の方や英語を母語とする同僚などとコミュニケーションを取るときには、スラングを含めて日常で使う会話の習得が必要です。一方で電話やメールでの業務の連絡や文書の作成などはビジネス英語による表現が求められます。よって、仕事で必要な英語の習得は英会話、TOEICどちらもまんべんなく習得する必要があるでしょう。

 

英会話とTOEICを並行して学ぶのは?

英会話とTOEICは英語を習得する目的によって適切なものを選ぶことで、より効率よく英語を習得できます。一方で仕事上で使用するなどで文語的表現、口語的表現の両方を身に付けたいときには、英会話とTOEICを同時に勉強するのも選択肢のひとつです。

 

英語とTOEICを平行して学ぶのには、メリットとデメリットの両面があります。メリットとデメリットを良く理解したうえで、英語の勉強に取り組むようにしましょう。

 

メリット

 

英会話とTOEICを並行して学ぶことで、次のメリットが得られます。

 

  • モチベーションUPにつながる
  • 4技能がバランスよく身に 付く

 

TOEICのテストは受験日が決まっています。

申し込みをした後はより高いスコアを取るために勉強をしなければいけません。

 

また、TOEICのスコアを上げることで英語に対する自信が身に付き、積極的に自分から英語を使うようになるため英会話にも良い影響があります。

 

TOEICはテストの日という目標達成までの日時に期限がありますが、英会話は「英語を話せるようになる」という長期的な目標があります。短期的な目的、長期的な目的両方を持つことでつねに英語を勉強するモチベーションを維持できるのも、併用して勉強することで得られるメリットのひとつです。

 

英語の能力はリスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4技能をバランスよく伸ばすことで着実に身に付けられます。TOEICで身に付けられる能力は、リスニングとリーディングです。英会話ではスピーキング、さらに勉強する過程でライティングの力も身に付けられます。

 

TOEICと英会話の勉強両方を併用することで、4技能をバランスよく伸ばすことにもつながるでしょう。

 

デメリット

 

両方を並行して勉強するデメリットは次の通りです。

 

  • 求められる技能が違うので、どちらかの能力を伸ばしたいときに時間を使うのが難しい
  • インプットとアウトプットで学習内容が全く異なるので、どちらも伸びるのに時間がかかってしまう

 

英会話とTOEICいずれも求められる英語の技能が異なります。そのため、どちらかの能力を重点的に伸ばしたいときに、勉強時間のスケジューリングが大変になるのがデメリットです。たとえばTOEICの試験日までにスコアアップの勉強を重点的にしたいと思っても、英会話のレッスン分の勉強時間で圧迫されてしまう。ということがあります。

 

TOEICの勉強は新しい知識を知るためのインプット型、英会話の勉強は自分が知っている知識を使って会話をするアウトプット型の勉強です。英語はインプットとアウトプットをバランス良く行うことで習得できますが、TOEICと英会話両方を並行するとインプットした内容とアウトプットする内容が異なってしまうため、どちらの能力も伸びるのに時間がかかるデメリットがあります。

 

自分の目標に合った、有効な学習方法を選択しよう!

 

英会話とTOEICは似て非なる学習方法です。英語を利用して、どんなことを叶えたいのかをしっかり見据え、自分に必要な英語を身に付けるのに一番近道な手段を選択しましょう。

 

プリンス英米学院はあなたの目標達成へサポート体制も充実!

 

プリンス英米学院は英会話教室です。ネイティブ講師と、ネイティブレベルの日本人バイリンガル講師のダブルサポートで、英語でコミュニケーションを取るためのハードルを細やかにケアできる体制が整っています。

 

学習過程でビジネス的英語が必要になるタイミングも多くあるでしょう。プリンス英米学院では、TOEICや日本でスタンダード英検など、スコアを取るためのインプット中心の学習にも応えられる特別コースも充実。単語や文法の知識は英会話にもプラスの要素となるため、無理なく無駄なく、あなたのしたい学習に応えられる万全のサポート体制が整っています。

 

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