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プリンス英米学院まとめ

日本は英語後進国!?海外から効果的な勉強法を学ぼう!

英語学習準備

義務教育でも教科・科目として習う英語は、将来的にも必要になるとして日本でも習得するためのさまざまな取り組みが進められています。ところが「ふだん日本語で会話しているので英語は必要ないのでは?」「どこで英語が必要になるか分からない」などの理由で、日本では海外よりも英語の習得が遅れている現状があります。

この記事では、日本に住む私たちが英語を習得する必要性やメリットともに、英語の習得に必要な時間や海外と日本の比較を解説します。

なぜ英語を習得することが大切なのか?

日本で英語を習得するのは、主に学校での成績や受験対策のためです。日常生活のなかでは、ほとんど英語は使われないため、コミュニケーションの手段としてではなく、学問として英語を学んでいるケースが多くなっています。ところが、将来的にさまざまな分野で活躍したいと考えているなら、英語の習得は必須になってくると言えるでしょう。

英語は母国語としてはもちろん、第二言語として使用されている国も多く、世界のほとんどで日常的に使用されている世界共通語です。次のような分野でも、ほとんどで英語が用いられています。

  • 貿易などのビジネス分野
  • 科学や医学、研究
  • 学問、教育分野
  • 航空業界、旅行業界
  • 執筆、メディア関連

英語の将来の重要度は高い

グローバル化が進み、海外へ進出する日本の企業も年々増加しています。さらに多様化が進み、日本国内の企業でさまざまな国籍の人が働くようにもなりました。また、リモートワークが進んだことで、インターネットを通じて国の垣根を越え、さまざまな取り組みに参加できるようにもなっています。英語力を持っていることで就職や昇進に有利となる企業も多いです。

将来グローバル社会で活躍するためには、すでに照準は日本ではなく世界になりつつあります。これからおもな世界共通言語である英語の重要性はますます高まっていくでしょう。

英語習得のメリットとは

英語習得によって、さまざまな面でメリットが得られます。ビジネス、プライベート、学習それぞれの面での英語習得によって得られるメリットをまとめました。

【ビジネスの面】

  • 英語力があると認められ、就職や転職に有利となる
  • 年収が上がりやすい
  • 外資系企業や海外で働ける
  • 仕事の幅が広がる

英語を活かした仕事についてはこちら!: 英語を活かした仕事がしたい!仕事との種類と準備しておきたいTOEICスコアとは?

【プライベート】

  • 世界の人々とコミュニケーションが取れるようになる
  • 海外の映画やドラマを字幕なしで観られるようになる
  • 日本に来る外国人とやりとりができる
  • 自信が持てる、自己肯定感が高くなる
  • 日本に依存せず、海外で生活できるようになる
  • 海外旅行の内容が濃くなり、より楽しめる
  • 海外へ向けて日本の文化や情報を発信できる

【学習面】

  • 日本語と英語両方から情報が得られる
  • 海外の論文を読めるようになる
  • 海外の大学へ留学できる
  • ホームステイができる

英語を習得することで、ビジネス上だけでなくさまざまな暮らし方、学び方の選択肢も得られるようになります。

英語習得にはどれくらいの時間がかかるの?

将来性もあり多くのメリットが得られる英語習得。一方で英語は言語のため、当然習得には時間がかかります。アメリカの機関「The Foreign Service Institute(FSI)」によると、仕事で困らないレベルのスピーキングとリスニングの能力を身に付けるには「約3000時間」がかかると言われています。

1日1時間英語の勉強をしたとしても、習得には約10年かかることになります。ただし、
約3000時間が必要となるのは、仕事で困らないレベル(専門的な表現も含む)であり、英語を習得する目的や使用するシーンによっては、日常会話レベルでよい場合もあり、逆にネイティブレベルを求められる場合もあります。日常会話レベルなら1000時間未満で習得可能です。

どのレベルの英語習得を目指すかによって必要となる時間は異なることを覚えておきましょう。

いつから始めると遅くない?

英語習得には多くの時間が必要なため、「将来的に英語を使えるレベルになるには、いつから始めた方が良い?」と疑問に思う人も多いでしょう。英語をふくめ、言語学習は幼少期から始めるのがよいとされています。

  • 幼少期に言語習得が適しているのは、次の理由からです。
    0歳から5歳ごろは認知機能が著しく成長する時期のため、自然な英語のリズムや発音が身に付けられる
  • 文法や単語中心の学校での英語学習の前に「聞く、話す」を重視した英語学習を行うことで、音で聞いた英語を日本語に変換せず、英語のまま意味を理解できる「英語脳」を身に付けられる
  • 人種や国籍、言語などに対する意識や感覚がこりかたまっていないため、英語を通じて多様性も身に付けられる

日本人はもともと英語習得に不向き!?

母語のほか第二言語として英語を話す人々が世界に多い一方、日本人は英語習得の時間が多くかかります。なぜ日本人は英語習得に膨大な時間がかかってしまうのでしょうか。背景には、日本語と英語の持つ特徴が大きく違うことがあります。

  • 語順…日本語は主語+目的語+動詞で、語順が違っても通じる。英語は主語+動詞+目的語で、正しい語順でなければ通じない
  • 発音方法…日本語は平坦な発音、英語は喉や胸を使った響きのある発音
  • 音…日本語はひらがなそのままの発音、英語はアルファベットを組み合わせた発音
  • 母音…日本語は「あいうえお」の5母音のみ、英語は母音のバリエーションが多い
  • 子音…日本語の子音は13種類、英語の子音は22種類
  • リズム…日本語はすべて均一に発音、英語はスピードとアクセントで強弱をつける
  • 考え方…日本語は結論を最後に述べる、英語は結論を最初に述べる。日本では褒められると否定する、英語圏をはじめ海外では褒められると肯定する
  • 主語…日本語は主語を省略できる、英語は主語を省略できない

英語と同じ語順やアルファベットで構成されている言語を母語としている場合、英語は特徴が似ているため第二言語としても比較的スムーズに習得できます。一方、日本語と英語は言語としての特徴が大きく異なることや、英語圏と日本の文化や考え方の違いによって、英語習得は難しいことが分かります。

海外の英語習得事情

言語としての特徴だけでなく、英語習得の方法も日本と海外とでは異なります。日本の英語教育は文法や英単語を重視しているため、「聞く」「話す」の機会が圧倒的に少ないです。英文法などに関しては英語圏の生活に困らないほど網羅されています。

一方、聞く、話す能力を身に付けられないため、学校の英語のテストで高得点を取れたにも関わらず、コミュニケーションツールとしての英語が苦手になってしまうことが多いのです。

一方で、海外では次のような方法で英語習得が行われています。

  • 授業は全部英語で行う
  • 国全体で英語に取り組む
  • 戦争による支配、移民が多いなどもともと周囲の環境が多言語

どんな方法がおすすめ?

日本人が英語を習得するためのおすすめの方法を紹介します。

★シャドーイングの強化
英文の後ろを影のようにそのまま追いかけて発音する方法です。たとえばインターネットの動画を再生してまったく同じように発音することで、英語耳を鍛えられます。実際に中国ではシャドーイングによって英語習得を行っている人も多いです。

★マンガを活用
日本の著名なマンガ作品は海外でも人気が高く、英語をはじめとした言語にも翻訳されています。日本のマンガの英語版を入手し、読んで英語習得につなげる方法があります。

マンガの英語はセンテンスが短く、カジュアルな表現が多いためビジネス向けではありませんが、楽しみながら英語を習得できるでしょう。実際にアフリカなどのフランス語圏の人が、英語を習得するために日本のマンガの英語版を活用した事例もあります。

★読書
さまざまな英語の書籍を読む方法です。英語の時制を身に付けたいならフィクション、ボキャブラリーを増やしたいならノンフィクションと、本のジャンルによっていろいろな英語の能力が習得できるでしょう。

プリンス英米学院ではネイティブ講師による全編英語での生きた英語習得時間を提供!

英語を習得するには、海外の英語教育のように英語漬けになる時間を意識して持つことが重要です。英語漬けの時間を持ち、生きた英語の習得につながるのが「プリンス英米学院」です。

ネイティブ講師による英会話と、ネイティブレベルの日本人講師の英文法を同時に学ぶことができます。レッスンの内容は英語で進み、インプット、アウトプットのバランスを大切にしているため、効率的な英語習得につながります。幼少期から社会人まで、いろいろな英語習得ニーズを充足できるコースを併設しています。

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