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イースターっていつ?何をするの?由来や過ごし方、イースターエッグの意味などを紹介

知識

クリスマスやハロウィンなど、外国から入った季節の行事やイベントが日本にはたくさんあります。近年特に名前を多く聞くようになったのが「イースター」です。とはいえ、イースターがどんなイベントなのか、何をするのか分からないという人も多いですよね。

この記事では、イースターの概要や時期、何をするイベントなのかに加えてイースターのシンボルであるイースターエッグやイースターバニーについて解説します。ぜひ楽しくイースターをお祝いしましょう!

イースターについて知ろう!

イースターは「春に行うイベント」「かわいくペイントした卵を使う」など、大まかな内容や雰囲気をすでに知っている人も多いですよね。まずは概要や由来、何をするイベントなのかについておさえておきましょう。

イースターはいつ?

イースターは英語で”Easter”と表記され、日本語では「復活祭」と訳されています。イースターは「春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日」に祝うと決められているため、祝う日付は、年によって変動するのが特徴です。また、キリスト教の宗派によっても日付は異なります。

ここ数年のイースターを祝う日付をみてみると、カトリックやプロテスタントなどの西方教会は2021年は4月4日、2022年は4月17日なのに対し、正教会などの東方教会は2021年が5月2日、2022年は4月24日です。

イースターを祝うのは当日だけではありません。イースターを祝う国では、クリスマスのようにイースター当日までにさまざまな準備を行いながら楽しみます。そのためイースターを祝う期間は3月〜4月の数カ月にまたがることが多いです。

イースターの由来は?

イースターとは、十字架にかけられて処刑されたイエス・キリストが3日後に復活したことに由来しています。イエス・キリストの復活を祝う行事として催されたのが、イースターの由来です。また、イースターの英語である”Easter”は、古代ゲルマン神話の春の女神の名前「Eoster(エオストレ)」または春の月の名前「Eostremonat(エオストレモナト)」が由来であるとも言われています。そのため、イエス・キリストの復活と冬から春への暖かい季節への移り変わりを重ね合わせ、春の訪れを祝う祭りとしても催されています。

イースターはキリスト教徒にとってはクリスマスよりも大切な行事であり、宗教的な意味合いが大きい行事でした。近年ではクリスマスやハロウィンと同じく季節のイベントとして楽しむ人が増え、日本でもイースターを祝うことが多くなりました。たとえば、ディズニーランドやユニバーサルスタジオジャパンなどのアトラクション施設でイースターを取り入れたイベントが開催されたり、百貨店などでイースターにちなんだ物販のイベントが催されたりしています。

イースターには何をするの?

イースターの祝い方は、国や家庭によって異なります。おもなイースターの祝い方には、ごちそうを食べる、イースターエッグを飾り付ける、ゲームを楽しむことなどがあります。

まずは、ごちそうを作って家族と一緒に食べるイースターの祝い方。メニューに特に決まりはありませんが、卵やうさぎをかたどった料理や卵料理、肉料理やお菓子などを作るのが一般的です。春の訪れを演出するために、色とりどりの野菜や果物も料理にはたくさん使用します。

次に、イースターの象徴であるイースターエッグを作って飾るのも、ポピュラーなイースターの祝い方です。卵の殻に絵を描いたり、マスキングテープを貼ったりしてカラフル、かつかわいいイースターエッグを作ります。作ったイースターエッグは、かごのなかに入れる、部屋につるすなどして飾り付けます。

また、作ったイースターエッグや、カラフルな卵型のプラスチックに入ったお菓子を庭や公園などの広い場所に隠して探す「エッグハント」や、スプーンの上に乗せて運ぶ「エッグレース」などのスピードを競うゲームを楽しむこともあります。エッグレースは生卵では割れてしまうため、ゆで卵などを使って楽しみます。大人はスプーン、子どもはお玉で運ぶなど、ハンデをつけると家族全員でエッグレースが楽しめます。

イースターのシンボル

イースターのシンボルには、「イースターエッグ」と「イースターバニー」があります。両方ともイースターのイベントや催しで目にしたことがあっても、どんなものなのか、由来は何なのかをくわしく知る人はあまり多くありません。

イースターのシンボルである、イースターエッグとイースターバニーについて解説します。

イースターエッグにはどんな意味があるの?

卵からは新しい命が誕生するため、キリスト教では卵は生命の誕生を意味するものとして扱われています。処刑されても復活したイエス・キリストが卵から連想されるため、再生、誕生、復活のモチーフとしてイースターエッグが取り入れられています。

イースターエッグは、卵にカラーリングやペイントをほどこして作られます。イースターでは、飾りつけやゲームのアイテムとして使われています。

なお、イースターの46日前から断食を行うキリスト教信者もいます。卵は断食中に食べてはいけないもののひとつのため、断食が明けるイースターには卵を食べて祝うという意味も含まれているとも言われています。

イースターバニーにはどんな意味があるの?

イースターバニーは、イースターエッグと同じくイースターのシンボルとして多く用いられています。イースターのシンボルにうさぎが用いられるようになった背景にはさまざまな説があります。

ひとつがうさぎは多産の生き物であるため、生命の繁栄や誕生をつかさどる動物として用いられた説です。ほかにもうさぎが春の女神の使いとされているため、イエス・キリストの復活とともに春の訪れを祝うイースターのシンボルとしてもちいられている、イースターにはウサギの裁判官が良い子と悪い子の判断を行うなどの説もあります。

イースターバニーは、イースターエッグと一緒にうさぎの飾りつけをする、うさぎをかたどった料理を作って食べるなど、イースターのいろいろな場所に登場します。

まとめ

イースターの由来やいつ祝うか、何をするかに加えてイースターのシンボルであるイースターエッグやイースターバニーについて解説しました。イースターは元々キリスト教徒にとって重要なお祭りですが、近年ではクリスマスやハロウィンのように日本でも知名度が上がりつつあります。ごちそうを食べる、イースターエッグを作って飾り付ける、ゲームをするなど、イースターの楽しみ方はさまざまです。おうち時間にイースターを取り入れて、楽しくお祝いをしてみてはいかがでしょうか。

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