子どもを早いうちから英語に触れさせるために、日常生活に英語を取り入れたいと考えている人も多いですよね。
そこでぜひ覚えておきたいのが、子どもを褒めるときに使える英語フレーズです。
子どもの心に響くフレーズを英語で伝えると、子どもはもっと英語に対して親しみや興味を持ってくれるでしょう。
この記事では、英語のレッスン時はもちろん、ふだんの生活にも取り入れやすい、子どもを褒めるときに使える英語フレーズをシチュエーション別に紹介します。
ぜひ親子で英語に触れる機会に役立ててください。
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日常的によく使う褒め言葉を英語に変えるだけで、子どもが英語に興味を持つきっかけになるだけでなく、モチベーションが上がったり、自信が付いたりと、とても良い影響を与えます。
ここからは、子どもを英語で褒める前に知っておきたいポイントについて解説します。
英語の褒め言葉は日本語以上にバリエーションがあります。これは、日本と英語圏での褒める文化の違いから来るものです。
日本では、子どものときに褒められることはあっても、大人になるとなかなか褒められなくなる、ということは珍しくありません。
一方英語圏では、子どもはもちろん大人になっても「褒める」ことが当たり前。
知らない人同士であっても、挨拶感覚でファッションや髪型、持ち物などを褒めることが多くあります。
そのため、日本語よりも英語には褒め言葉のバリエーションが豊富にあるのです。
褒めることは、相手を認めることです。子どもは褒められることで自分が認められたと感じ、自己肯定感が高まります。
「褒めてばかりいると子どもは伸びないのでは」と心配する親御さんもいるかもしれません。大切なのは、褒め方です。
悪いことは叱る、褒め殺しにしないなど、適切に褒めるポイントをおさえておきましょう。
子どもを褒めることで、子どもも自信を持って何事にも積極的に取り組めるようになります。英語を含め、さまざまなことに対するモチベーションのアップにもつながるでしょう。
実際に子どもを褒めるときに使えるフレーズを、シチュエーション別に紹介します。ぜひ今日から取り入れて子どもを英語で褒めてみましょう。
日常生活に取り入れやすい、かんたんな英語のフレーズを紹介します。
・good
よく聞くフレーズで、子どもも褒められているのを理解しやすい言葉です。
“Very good!”「すごいね!」
・nice
goodと同じく、基本となる褒めフレーズです。niceだけでは弱いので、ほかの単語と組み合わせて使用します。
“Nice try!”「よくがんばった!」
・Great
goodよりも褒め度がやや上がります。英語圏の褒め言葉として一般的に使われています。
“You’re great!”「すごいね!」
・Awesome
Greatより上の褒め言葉です。
“You’re awesome!”「すばらしい!」
・Super
「信じられない」というニュアンスも含んだ褒め言葉です。
“Super!”「(信じられないくらい)すごいね!」
・Amazing
「驚かせる」というニュアンスを含んだ褒め言葉です。
“You’re amazing!”「あなたは本当にすごいね!」
子どもが頑張って何かを成し遂げたときは、絶好のタイミングです。子どもが何かを成し遂げたときに使える英語フレーズを紹介します。
・Good job
子どもが出した結果と、頑張った過程を含めて褒めたいときのフレーズです。「お疲れ様」の意味もあります。
“You did a good job!“「あなたはとてもがんばりました!」
・Nice work
工作や絵、料理など子どもが頑張った形が目に見えるものに対して使う褒めフレーズです。
“Nice work!”「よくできました!」
・That’s right
答えが合っていたときの「正解!」「その通り」という意味です。
“This answer is B.”” That’s right.”「答えはBです」「正解!」
・Good boy(girl)
「いい子ね」というフレーズですが、お手伝いなどをしてくれたときに感謝の気持ちとともに褒めるフレーズとしても使えます。
“Thanks for your help, good boy.”
「お手伝いしてくれて助かったよ、ありがとう」
・Good for you
結果を出した子どもに対して、頑張りに共感して褒めてあげるフレーズです。
“Good for you!”「よかったね」「よくやった!」「上出来!」
・Impressive
子どもの出した結果に対して感銘を受けた、という気持ちを込めて褒めるフレーズです。
“Your drawing is impressive!”「あなたの絵、とっても感動したよ」
子どもがお気に入りの服を着ているとき、新しい髪型にしたときなど。外見を褒めてあげる英語のフレーズを紹介します。
・Cool!
「かっこいい」「素敵!」「いいね!」と褒めたいときのフレーズです。
“You look really cool!”「とてもかっこいいよ!」
“He is cool!”「彼かっこいいね!」
・I love(like) your 〜
外見に対して「いいね!」と褒めるフレーズです。likeよりもloveの方がいいね、と思っている度合いが高くなります。
“I love your hair.”「その髪型いいね」
“I love your taste in clothes.”「あなたの洋服の趣味とても好き」
・You look 〜/Your ○○ is ~
~に形容詞を入れることで、「かっこいい」「かわいい」など具体的な言葉で褒められるフレーズです。
“You look so cute.”「とってもかわいいよ」
“Your shoes are so cool.”「君の靴とてもかっこいいね」
“Your hair looks amazing.”「髪型とても素敵!」
“Your dress is so pretty.”「あなたのワンピースとても素敵(上品)ね」
・Nice~
子どもの服や髪型、持ち物などを直接褒めるフレーズです。
“Nice bag.”「すてきなバッグね」
・〇〇 look ~ on you / You look ~ in 〇〇
身に付けているものや髪型に対して、「似合っているよ」「素敵だよ」と褒めるフレーズです。
”Nice dress. It looks really good on you.”「すてきなワンピースね。とってもよく似合っているわ」
“You look awesome in that T-shirt .”「そのTシャツ、すごくかっこいいよ」
外見や行動ではなく、子どもの性格や人柄を褒めるときに使える英語のフレーズを紹介します。
・sweet / kind「やさしい」
・smart / intelligent「かしこい」
・responsible「頼りになる」「しっかりしている」
・friendly / social/open(to) /outgoing「社交的」「親しみやすい」
・thoughful「思いやりがある」「気が利く」
・Grown-up「大人びている
・brave 「勇気がある」
“You are responsible.”「あなたはしっかりものね」
“You are so kind.”「あなたはとてもやさしい子ね」
頑張っている子どもの背中を押したり、挑戦していることを褒めたりしたいときに使えるフレーズを紹介します。
何かに挑戦していることを褒めたいときに使えるフレーズです。
・I’m proud of you!
直訳すると「あなたを誇りに思う」ですが、実際はもっとカジュアルな使い方をされるのが一般的です。
「すごいね!」「あなたが頑張っていて嬉しいよ」という意味として伝えてあげましょう。
“I’m proud of you!”「すごいじゃない!」
・Nice try
「惜しかったね」という意味のフレーズです。
思うような結果を出せなかった子どもに対して、挑戦を褒めるフレーズとして使えます。
“Nice try! Better luck next time!”「惜しかったね、次はうまくいくよ」
・Well done
「よくできたね」「よくできました」など、挑戦したことや頑張ったことをねぎらうフレーズです。
“Good game today, well done!”「今日はいい試合だったよ、よくやったね!」
・Your efforts bore fruit
「努力が実を結ぶ」という意味のフレーズです。
“I’m glad your efforts bore fruit.”「あなたの努力が実を結んでうれしいわ」
うまくいかなかった時など、子どもを励ましたいときのフレーズです。
・You did your best
「君はベストを尽くしたよ」と励ますフレーズです。
“It’s OK. You did your best.”「大丈夫だよ、君はベストを尽くしたよ」
・Don’t give up
「あきらめないで」と声をかけたいときのフレーズです。
“Don’t worry, don’t give up.”「くよくよしないで、あきらめないで」
・I got your back
「あなたの背中にいる=私がついている」という意味のフレーズです。
“Are you OK? I got your back.”「大丈夫?私がついているよ」
・Take it easy.
「気軽にいこう」とリラックスをうながすフレーズです。気が入り過ぎている、落ち込んでいる子どもに対して使えるフレーズです。
“Take it easy, try to relax.”「気楽に行こう、リラックスしてね」
・Good effort
結果の良し悪しに関わらず、子どもを「よく頑張ったね」と褒めるフレーズです。
“You were almost there, good effort.”「あとちょっとだったね、よく頑張ったよ」
子どもを褒められる英語のフレーズをシチュエーション別に紹介しました。
子どもを褒めることで、自信やモチベーションにもつなげられます。英語に触れる機会を自宅で持っているなら、ぜひ褒められるフレーズも一緒に取り入れてみましょう。
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