ロード熊さん

プリンス英米学院まとめ

英語スピーチを成功させるコツ&お役立ちフレーズまでご紹介します!

知識

学生や社会人になると、自己紹介からビジネスシーンでのプレゼンテーションまで、英語でのスピーチを求められることがあります。
「ただでさえスピーチは苦手、さらに英語でなんて無理」と弱気になってしまう人もいるのではないでしょうか。

実は、英語のスピーチはコツをつかめば誰でも上手にできるようになります。
この記事では、英語のスピーチでのコツや事前準備の方法に加えて、スピーチで使えるフレーズも紹介します。著名人から学ぶ英語のスピーチのポイントも解説していますので、英語のスピーチの上達にぜひ役立ててください。

 

英語のスピーチ 3つのコツとは?

英語のスピーチを上手に行うために、以下3つのコツを覚えておきましょう。

・構成は3つに分ける
・伝わりやすい話し方
・体を使って伝える

それぞれ順に解説していきます。

①構成は3つに分ける

英語のスピーチで効果的に自分の意見を伝えるには、構成を考えておくことが重要です。英語のスピーチで内容をうまくまとめるには、「オープニング」「ボディ」「クロージング」の3部構成を意識しましょう。

 

・オープニング
オープニングは、本題に入る前の導入部分です。簡単な自分の自己紹介のあと、本題に入ります。自己紹介は自分の名前や部署、会社名など相手に伝えるべき情報のみで問題ありません。自己紹介後は、「これから~について話します」と、本題に続く言葉を入れましょう。

オープニングの時間配分は、スピーチ全体の10%ほどです。

 

・ボディ
ボディはスピーチの本題です。自分の意見とその根拠や理由、原因などを分かりやすく話します。スピーチ全体の80%ほどの時間を使用しましょう。
また、英語は、同じような表現を繰り返し使うことを嫌う言語です。代名詞や類語に置き換えて話すようにすることも重要です。

 

・クロージング
クロージングは、スピーチの締めの部分です。ボディで話した内容を繰り返し、結論を踏まえて聴衆がスピーチの内容をもう一度理解できるようにします。最後に「ご清聴ありがとうございました」などのフレーズを添えます。

クロージングの時間配分は、オープニングと同じくスピーチ全体の10%ほどにしましょう。

②伝わりやすい話し方

せっかくよい内容のスピーチ原稿ができても、話し方によっては相手へ上手に伝わらない場合があります。

英語のスピーチでは、はっきり、ゆっくりと伝わりやすい話し方を心がけましょう。

緊張すると早口になってしまいがちですが、スピーチで重視すべきなのは相手が聞き取りやすい声量やスピードで話すことです。

本番前に自分のスピーチを録音して自分で聞いてみたり、誰かにスピーチを聞いてもらってアドバイスをもらったりするのも、伝わりやすい話し方を身に付けるうえで有効です。

英語の発音が苦手、という場合でも自信を持って話すようにしましょう。

発音やアクセントを気にし過ぎてしまうと、声が小さくなってしまったり、焦ったりしてしまうことがあります。本番ではアクセントや発音は気にせず、自分の意見を堂々と伝えるように話すのが重要です。

③体を使って伝える

原稿の内容、声の大きさやスピードに加えて、体を使った表現も魅力的なスピーチを行ううえで大切なポイントです。相手と目を合わせるアイコンタクトや、身振り手振りのジェスチャーをスピーチの要所に取り入れましょう。

アイコンタクトをすることで、スピーチを聞いている人に対して自分の熱意や気持ちを効果的に伝えることができます。少人数の場合は、ひとりひとりに目を合わせるように、大人数の場合は、全体を見渡すようにしながらスピーチをしましょうします。

ジェスチャーは、数を示すときやトピックの重要性などを表現するときに有効です。

数字を強調したいときには、指でも同時に数字を表す、最も伝えたいことについて話しているときには両手を広げる、などのジェスチャーを取り入れましょう。

まずは普段の会話からアイコンタクトを意識したり鏡の前でスピーチの練習をしたりすることから始めてみましょう。

何よりも事前の準備が大切

英語のスピーチを成功させるには、事前の準備が重要になります。準備をしっかり行って本番のスピーチに備えましょう。

原稿は第三者にも確認してもらう

英語のスピーチの原稿ができたら、英語が分かる人に内容をチェックしてもらいましょう。

文法に間違いがないかに加えて、分かりづらい表現や一般的に使われていない単語などがないかどうかも見てもらいます。

分かりづらい表現や専門用語などは、一般的な単語に置き換えるようにするか、分かりやすい説明を付け加えるようにしましょう。

人前でスピーチの練習をする

本番に臨む前に、必ず一度は人前でスピーチの練習をしておきましょう。人前で話すことに慣れておけるだけでなく、時間通りにスピーチが進むか計測してもらったり、アドバイスをもらったりすることで、よりよいスピーチを作り上げることができます。

身近にスピーチの練習を聞いてもらえる人がいない場合、動画を撮影して自分で見返してみてもいいでしょう。

スピーチに役立つフレーズ

英語のスピーチに役立つフレーズを紹介します。スピーチの冒頭、本文、締めそれぞれで使えるフレーズをまとめていますので、ぜひ英語のスピーチに活用してください。

スピーチの冒頭で使えるフレーズ

“Thank you so much for giving me a chance to talk.”
「本日はスピーチの機会をいただき、誠にありがとうございます」
“Good afternoon, everyone. At first, let me introduce myself. I am~,work for ABC company.”
「みなさまこんにちは。まず自己紹介をさせてください。私は~で、ABC株式会社に勤めています」
“To tell the truth, this is the first time for me to make a speech.”
「実は、私はスピーチをするのはこれがはじめてです」

スピーチの本題で使えるフレーズ

”Today’s my speech is about ~.”
「本日のスピーチのテーマは~です」
”First, let me tell you about~.”
「最初に~についてお話しさせてください」
”I would like to talk about〜”, “Let me talk about〜”
「これから~についてお話しします」
“Can you guess why it is?”
「なぜそうなるかおわかりですか」
“Have you ever thought about ~?”
「~について考えたことはありますか」

スピーチの締めくくりに使えるフレーズ

”Thank you for listening.”
「ご清聴ありがとうございました」
” In summary, I’d like to say ~.”
「要約すれば、私の言いたいのは~です」
“In the end, let me highlight ~.”
「最後に、~と強調したいです」
“To sum up my idea, I’d like to say ~.”
「最後になりますが、私は~と言いたいです」

著名人から学ぶ!人を引き付けるスピーチ

ここからは、人を惹きつける、心に残るスピーチを行った著名人の中から、3人の著名人のスピーチとその特徴を紹介します。

スティーブ・ジョブズ

Appleの創設者スティーブ・ジョブズはiPhone発表時のプレゼンテーションや、母校のスタンフォード大学の卒業式などでスピーチを残しています。

ジョブズのスピーチは、誰にでも分かるシンプルな単語を使うなど、理解しやすい内容と、聴衆を惹きつけるワクワクするような表現を用いていることが特徴です。

たとえば、スタンフォード大学でのスピーチでは自身の生い立ちや退学、妻との出会いやガンの発見など、彼が今まで経験した人生の流れとともに“Stay hungry, stay foolish.”(ハングリーであれ。愚か者であれ)という印象に残るフレーズを卒業生たちに送っています。

5分ほどの短いスピーチを、本番までに何百時間をかけて練習や準備を行った背景もあります。

エマ・ワトソン

ハリー・ポッターで一躍有名になった女優、エマ・ワトソンは国連組織UN Womenの親善大使として、国連本部で女性の権利の主張やジェンダー平等のキャンペーン「He For She」への参加を訴えるスピーチを行っています。

導入、本文、結びというシンプルな基本構成のなかに、彼女自身の実体験やキャッチーな表現を入れながら丁寧にスピーチを行っているのが特徴です。

まんべんなくアイコンタクトを行う、場とスピーチのテーマにふさわしい、凛とした態度や身なりでも聴衆を惹きつけるポイントが散りばめられています。

ウィル・スティーブン

ウィル・スティーブンがプレゼンテーションイベントであるTEDxNewYorkで行った” How to sound smart in your TEDx Talk”(TEDxで賢そうにスピーチする方法)のスピーチからは、ユーモラスや自信を持ってスピーチをする大切さを学べます。彼のスピーチは内容が全てでたらめながらも、堂々とした立ち居振る舞いと物言いで、個性が際立つ魅力的なスピーチとして完成しています。

スピーチの途中で、「頭がよく見えるから」という理由でかけていたフェイクのメガネを外すシーンでは、観客の笑いを誘い、あっという間に心をわしづかみにしています。
最後までユーモアを貫き、「賢い人間」を演じながら堂々とスピーチに臨む姿勢はぜひ参考にしたいものです。

まとめ

英語のスピーチはしっかりと事前準備をしておくことが大切です。練習を行う際も、第三者にスピーチを見てもらいながら、改善を重ねていきましょう。著名人のスピーチからヒントを得たりするのも有効です。

本番では、ぜひ、紹介したフレーズを活用し、自信を持って堂々とスピーチに臨んでくださいね!

ビジネスシーンで英語を話すことやプレゼンをすることが求められている人や、将来的にスピーチコンテストを目指したい小学生や中学生、高校生におすすめなのが「プリンス英米学院」です。英語のネイティブのレッスンにより、生きた英語を身につけられます。

中学生・高校生クラスでは学んだことを英語で話すプレゼンテーションの練習も行うので、スピーチにも大切な英語で自分の意見を発表できる力を伸ばすことができます。

現在、見学や無料体験レッスンを受け付けていますので、ぜひお申込みください!

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