ロード熊さん

プリンス英米学院まとめ

人の印象は出会って3秒!英語でもスマートな「はじめまして」の挨拶のフレーズと所作でばっちりきめよう!

知識

海外の方と初めてお会いするときなど、英語で「はじめまして」の挨拶をする機会があります。最初の挨拶は第一印象を決める重要なポイントです。また、海外の国では初対面時さまざまな風習やマナーがあり、それらに従うことも大切です。

相手に好印象を与える英語の挨拶とマナーをぜひ身に付けておきましょう。

 

はじめましての挨拶を英語でしよう

英語での挨拶は、第一印象に関わる大事な要素です。初対面の方にもしっかり挨拶できるように、日頃から練習しておきましょう。

 

一般的な英語の挨拶の表現が“Nice to meet you”です。どんな場面でも使えます。

 

英語で初めて会う人に挨拶するときは、まず自分の名前を名乗り、それから「お会いできて嬉しい」という気持ちを伝えるのが一般的です。相手が名乗ったら、しっかり相手の名前を覚えましょう。

英語のコミュニケーションでは、相手の名前をよく使うのが特徴です。相手の名前を覚えることで、お互いの名前を交えての会話ができるようになります。

 

ビジネスやフォーマルな場面では

ビジネスやフォーマルな場面で初めて会う人に挨拶するときは、相手に敬意を表すようにしましょう。日本語でも「はじめてお目にかかります」などの謙譲語があるように、英語でも丁寧な表現方法があります。

 

・Pleased to meet you や Glad to meet you 

「会えて嬉しい」というニュアンスが強く、丁寧な印象を与えます。

 

・How do you do? 

やや古めかしくかしこまった挨拶という印象を与えるので、日常的あまり使用されません。ただし、フォーマルな場面で使われることがあります。

 

日常でカジュアルに

日常生活の中で英語で挨拶するときは、「はじめまして」と言わなくてもOKな場面もあります。カジュアルなシーンでは、初めて会う方に対してもいつもの挨拶の流れと同じでも構いません。

 

・Hello. または Hi. 

「こんにちは」でも使われる表現です。

 

こなれた感じでスラングで

同世代のみのフランクな席で、ネイティブが使用する「はじめまして」の挨拶には以下のものがあります。

 

・What’s up? または How’s it going? 

「調子はどう?」という意味で、親しい人や若者同士で使われることが多いです。

 

・Yo! 

「やあ」という意味で、非常にカジュアルな表現です。友達や仲間内で使われることがあります。

 

・Howdy? 

「こんにちは」という意味で、南部の方言です。カジュアルな場面で使われることがあります。

 

・What’s new? 

「何かあったの?」という意味で、相手の近況を聞くときに使われることがあります。

 

・You alright? 

「大丈夫?」という意味で、イギリス英語でよく使われる表現です。相手の様子や気分を聞くときに使われることがあります。

 

はじめましてに「こちらこそ」と返事をしよう

 

相手から「はじめまして」と先に挨拶された場合に使える、「こちらこそ」の英語表現を以下にまとめました。

 

使う場面 「はじめまして」のフレーズ 「こちらこそ」の返事
シーン問わず使用できる Nice to meet you. Nice to meet you too.
フォーマルなシーン Pleased to meet you.

または

Glad to meet you.

Pleased to meet you too. 

または

Glad to meet you too.

How do you do? How do you do?
カジュアルなシーン Hello. や Hi. Hello. や Hi.

(自己紹介や相手の名前を添えることもある)

What’s up? 

または

How’s it going? 

Not much.:「特に何もないよ」という意味のシンプルな返答

・Good, thanks. または Fine, thanks. :「元気だよ、ありがとう」という意味で、相手に礼儀正しく返答するとき

・Busy. または Tired. :「忙しい」「疲れている」という意味

・Something interesting or exciting. :「面白いことや楽しいこと」という意味で、直近で特別な出来事があった場合に使う

 

日本語と同じく、英会話でもキャッチボールが重要です。英語のはじめましての挨拶に対して、気持ちよく適切な表現の「こちらこそ」の返事ができるようにしておきましょう。

 

はじめましての英語をメールや手紙の文章で表現するには

日本語は、会話での「はじめまして」の挨拶に対して、文面での「はじめまして」の挨拶は時候の挨拶を入れたり謙譲語を意識したりするなど、多少ルールが違うところがあります。英語も会話と文面での「はじめまして」のルールが少し異なるため、覚えておきましょう。

 

以下に、英語での「はじめまして」の書き出しのルールをまとめました。

 

  • 件名:メールや手紙において重要となるのが件名です。特にビジネスでは相手が忙しい中でメールに目を通すため、件名だけでおおよそのメールの内容が分かるように工夫をしましょう。英語では、件名とともに自分の氏名や会社名、相手の氏名、日付も入れます。
  • 宛名:「Dear」「Hi」の後に氏名を書きだします。「Hi」はカジュアルな表現のため、上司や取引先などビジネス上での目上の人には使用しないようにしましょう。
  • 本文(導入部分):本文では挨拶をしてから、初めてのメールや手紙の場合は自己紹介を入れます。挨拶の詳しいフレーズについてはこの後で解説します。自己紹介では氏名と役割、会社名を記載しましょう。自分が何者であるかを相手に伝えることで、相手に安心感や親近感を与えられ、丁寧な印象になります。
  • 締め:日本語の最後の締めにある「敬具」「早々」「かしこ」のような表現です。
  • 差出人(署名):メールの場合は送り主の連絡先を明記した署名を入れます。

 

英語のビジネスメール向けの丁寧な「はじめまして」

英語のビジネスメール向けの「はじめまして」の表現をまとめました。上に行くほどカジュアルで、下に行くほどフォーマルな表現となります。

【カジュアル】

Nice to meet you.

It’s nice to meet you.

It’s very nice to meet you.

Pleased to meet you.

Pleasure to meet you 

It’s a pleasure to meet you.

【フォーマル】

 

h2:【あわせて知っておきたい】あいさつの場面で交わす、言葉以外のスキンシップ

 

世界には挨拶のときにする様々なスキンシップの習慣があります。文化や状況によっては不適切なものもあるため、相手の国や地域の挨拶のしかたを事前に調べておきましょう。世界の代表的なスキンシップをいくつか紹介します。

 

・鼻と鼻をこすり合わせる

中東や北極圏の一部で行われている挨拶です。鼻と鼻をこすり合わせることで相手と息を共有し、一体感や親密さを表現するために行います。ニュージーランドの先住民であるマオリ族も、神話に由来する精神的な儀式としての意味も持つ、額と鼻を合わせて息を吸い込む「ホンギ」という挨拶をします。

 

・舌を出す

チベットでは、舌を出すことで挨拶をします。9世紀に暴君として知られた黒い舌を持つ王が死んだ後、彼の生まれ変わりではないことを証明するために始まった習慣が由来です。現在では、友好的なジェスチャーとして広く行われています。

 

・頬にキスする

フランスやイタリア、スペインなどのヨーロッパやラテンアメリカでは、頬にキスする「チークキス」と呼ばれる挨拶をします。ただし、キスする回数や順番は国や地域によって異なるため注意が必要です。たとえばフランスでは左右2回ずつが一般的ですが、4回行う地域もあります。また、性別や関係性によってもキスする相手が変わります。

 

・頭や肩に触れる

インドでは、親族や師弟関係に限り頭に触れることで祝福や敬意を示すことがあります。逆にタイやインドネシアでは、相手の頭や肩に触れることは失礼な行為にあたるため避けましょう。仏教やヒンドゥー教では頭はもっとも神聖な部位と考えられているからです。

h3:握手にも各国のルールがある!

 

国同士の会談やビジネスシーンなどでは、「はじめまして」の挨拶で握手をする習慣があります。実は世界には様々な握手のマナーがあり、国や文化によっては握手をしない場合もあります。はじめましての挨拶の言葉や所作とともに、握手のマナーの違いもぜひ覚えておきましょう。

 

アメリカ: 名前を名乗って自己紹介をして、力強い握手をする

 

イギリス:軽い握手を交わした後、距離を保って話す。

 

ブラジル:強くて長い握手をし、目を見てしっかりと挨拶をする。女性には頬にキスをする。別れるときも同じ動作を行う

 

中国:年齢や地位が高い人から順に握手をする。年少者は会釈とともに握手を求める。直接相手の目は見ず、軽くて短い握手をする。握手が終わっても、少しの間手は離さない。

 

フィリピン:相手の目をしっかり見つつ、軽くて短い握手をする

 

タイ:胸の高さで手のひらを合わせる「ワイ」と呼ばれる動作とともにお辞儀し、元の位置に戻す。「ワイ」の動作に対して同じように「ワイ」を返す。男性同士は「ワイ」の後に握手もする

 

オーストラリア:女性が男性に向けて先に手を差し出して握手をする。女性同士は握手しない。強くて早い握手をし、両手で握手はしない

 

フランス:初対面でも何度でも軽くて早い握手をする。親しい人には両頬にキスをする

 

ロシア:強くて長い握手をする。ビジネスの場合以外は異性と握手しない。男性は女性の手にキスすることが伝統的。

 

トルコ:強い握手は失礼にあたる。長くて温かい握手をする。相手が手を離すまで待つ

 

韓国:年齢や地位が高い人から先に、軽くて短い握手をする。左手は相手の右腕を掴む

 

モロッコ:同性同士は軽くて短い握手をする。女性は自分から差し出さない限り握手をしない

 

アラブ首長国連邦:年齢や地位が高い人から先に握手をする。肩書きで呼ぶ。長くて温かい握手をし、相手が離すまで待つ

 

プリンス英米学院で、第一印象ばっちりの英語での挨拶を手に入れよう!

 

英語の挨拶の表現や風習などについて解説しました。はじめて挨拶をするときは、どんな人でも緊張しますよね。第一印象は最初の3秒で決まってしまうとも言われています。相手に不安な気持ちや不快な思いをさせないように、必要な時にスマートな挨拶ができるようにしておきましょう。また、挨拶にはそれぞれの国でマナーがあります。相手へ失礼とならないように、挨拶と所作をワンセットで覚えておきましょう。相手の国や文化をしっかり理解することも、人間関係を築く第一歩と言えます。

 

プリンス英米学院での学習は、海外の文化や風習に触れ、楽しみながらネイティブスピーカーの英語を学べます。学習につまずきを感じたらネイティブレベルの日本人講師がサポート!ネイティブとバイリンガルのダブルサポートで安心して学習できます。

入会・無料体験レッスンの流れ

見学・体験の予約
お問い合わせ

ご質問やご相談など、お気軽にお問合せください。