メールやSNS、チャットでの文章の感情表現やアクセントとして使用される顔文字。実は英文でも顔文字が使われているのをご存じでしょうか。英文での顔文字は、日本語で使用する顔文字とは異なります。英語の顔文字を覚えてメールやSNS、チャットでの表現に活用してみましょう!
この記事では、英語の顔文字と日本語の顔文字の違い、さらに今日から使える英語の顔文字Emoticonの例を紹介します。Emoticonを覚えて、英文での感情表現にぜひ役立ててください。
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英語の顔文字には日本語で使う顔文字と異なる表現方法やルールがあります。英語の顔文字についてまずはおさえておきましょう。
顔文字はアルファベットや半角記号などキーボードで使用する文字のみを組み合わせることで、まるで顔や動作のように表示する表現方法です。最初期のキーボードは半角英数字にのみ対応していたため、顔文字には半角英数文字のみを使用する文化が残されています。
英語の顔文字は、“Emoticon”と表現します。emotion(感情)とicon(アイコン)が合わさって作られた言葉です。ちなみに、携帯電話やスマートフォンのメールなどでも使用する、ドット絵から作られた絵文字は、英語でも“emoji”と呼ばれています。
英語のEmoticonは、日本語の顔文字と表記が異なります。日本語の顔文字は(゚∀゚)や(T_T)のように、基本的に正面から見た表記となります。一方英語のEmoticonは:)や :-)のように、横向きで表現されるのを覚えておきましょう。思わず横に顔を傾けてみたくなりますよね。
もうひとつが、日本語の顔文字は()を( )のように顔の輪郭として使用することが多いですが、英語のEmoticonには顔の輪郭が存在しません。また、日本の絵文字は目での感情表現が多い一方、英語のEmoticonは口での感情表現が多くなっています。
最後に、日本語の顔文字と比較すると、英語のEmoticonはシンプルなものが多いです。なお、顔文字もEmoticonも文末に使用するときには、句点も.(ピリオド)も使用しないポイントは共通しています。
なお、近年のシステムやキーボード、パソコン、スマートフォンはグローバル化しているため世界各国の絵文字が最初からインストールされているものも多くなりました。そのため英語圏の方でも日本語の絵文字を使用できるようになり、正面向きの日本語式顔文字も英語圏で浸透してきています。
英語のEmoticonは感情表現やシーンによって使える、さまざまな種類のものがあります。英語のEmoticonをシーン別に紹介します。
嬉しい気持ちを表現したいときのEmoticonを紹介します。
:)
:)))
;-)
:^)
:‑)
:-]
:]
:->
:>
8-)
8)
:c)
=]
=)
:-))
:‑D
:D
8‑D
8D
X‑D
XD
=D
=3
B^D
^5(ハイタッチ)
例:
“Do you want to go to dinner with me? :)”「今日一緒に夕飯いかない?」
“Sure! I can’t wait! X-D”「もちろん!楽しみで待てないよ!」
“Yeeeees!! XD”「やったー!」
“Congrats! X))))”「おめでとう!」
That’s good news^5「良い知らせだね」
舌を出しているややふざけているときなどにも使えるEmoticonもあります。
:‑P
:P
;p
xp
XP
=p
:þ
X‑P
XP
d:(逆向きパターン)
悲しい気持ちを伝えたいときのEmoticonを紹介します。
:(
:_(
:'(
&-(
:-C
:‑(
:‑<
:<
:‑[
:[
:-||
>:[
:@
8-((((
例:
“I’m deeply sad:_(”「心の底から悲しい」
“I can’t make it this time… :<”「私は行けないな…」
“I’ve lost my phone… 8-((((”「携帯電話失くしちゃった…」
“I’m feeling down about a relationship in my class:-C”「クラスの人間関係で落ち込んでるの」
“I’m feeling a bit down:-||”「塞ぎこんでいます」
“I’m sorry to hear that.:@”「その知らせは本当に残念だ」
怒っているときに使用できるEmoticonを紹介します。
>:(
:-@
~:-(
:(
:O
:@
X(
:v
:/
-_-(正面パターン)
例:
“I’m really angry>:(”「本当に怒っているよ」
“Are you trying to make me mad? :O”「私を怒らせようとしているの?」
“Are you still upset with me? X(”「私に対してムカムカしているの?」
“That construction noise is so annoying~:-(”「工事の音がうるさくてイライラする」
“I’m still furious :v”「私まだとても怒っているよ」
驚いている感情を表現できるEmoticonを紹介します。
:-0
:‑O
:O
8‑0
>:O
=(8-O)(驚いて髪の毛が逆立っている)
“What a surprise ! :-0”「びっくりした!」
“Oh my goodness:O”「そんな!」
“You must be joking8‑0”「嘘でしょ?」
“I can’t believe it:‑O”「信じられない」
“Come Ooooon! =O”「キター!」
恐怖や嫌悪感をともなう驚きを表現したいときのEmoticonもあります。いずれも顔の向きが逆になるのが特徴です。
D‑’:
D:<
D:
D8
D;
D=
DX
例:
“You almost gave me a heart attack D‑’:”「心臓が止まるかと思ったよ」
“No way D=”「まさか」
メッセージのアクセントになるものから、どこで使っていいか分からないものまで、ユニークなEmoticonもたくさんあります。番外編としてユニークなEmoticonを紹介します。
;-o「あくび」
<3「ハート」
:-x「キス」
:*)「ほろ酔い」
`:-)「片方の眉毛をそり落としてしまった」
:-&「舌がからまってしまった」
:-Q「タバコを吸っている人」
8:-) 「小さな女の子」(8はリボンを表現)
C=:-) 「シェフ」
:-E(牙の出たバンパイア)
:-F(牙の欠けたバンパイア)
O:) 「天使」
>’)|||||||||||<<「魚」(正面から見る)
(^^^)「サメ」(サメが大きく口を開けたときの歯)
<(“)「ペンギン」
*<|:‑)「サンタクロース」
@:-)「インド人」
-:-)「モヒカンの人」
5:‑)「エルビス・プレスリー」
//0‑0\\「ジョン・レノン」
(Y)「サムズアップ」
日本語と英語の顔文字の違いとともに、英語の顔文字Emoticonの例を紹介しました。メールやSNS、チャットでコミュニケーションを取るとき、親しい間柄ならEmoticonを入れるだけでより自分の感情を相手に伝えられます。ぜひ友人や親しい人とのやりとりに、Emoticonを取り入れて楽しくコミュニケーションをしてみましょう。
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