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プリンス英米学院まとめ

【意外と難しい】日常でのとっさの一言を英語にしてみよう!

知識

英語で会話しているときに、「よく使う表現なのに英語では何ていうのかわからない」と、とっさの一言が出ないことがあります。

英語と日本語のニュアンスが違うからこそ、とっさの一言をどう言っていいのかわからない人も多いでしょう。

 

今回は、日常表現で多く使われる、とっさの一言の英語表現を紹介します。クイズもあるので、楽しくとっさの一言を学びましょう。

 

意外と知らない「とっさの一言」の英語表現

相手に何かしてもらったときや、こちらが相手に何か働きかけたいとき、緊急事態まで「とっさの一言」にはいろいろなものがあります。スムーズに会話をしていたのに、とっさの一言が出ないため会話が止まってしまった、ということもあるでしょう。

覚えておきたいとっさの一言の英語表現を次に紹介します。とっさの一言を覚えておけば、スムーズな英会話にもつながります。

 

「とっさの一言」英語フレーズを覚えよう!

覚えておきたい英語でのとっさの一言を6つ紹介します。フレーズとして覚えておけば、とっさのときにもすぐに相手に伝えられますよ。

 

「今行くよ」

自分を呼んでいる人に対して「今行くよ」と返事したいときのフレーズは”I’m coming!”です。
「今『行く』よ」ですが、going(行く)ではなくcoming(来る)を使うことに注意しましょう。

英語では、行く目的地が人の場合はgoではなくcomeを使います。「あなたのところに私が来る」というニュアンスが含まれているからです。

 

【例文】
I’m ready to go! Are you ready?(準備できたよ、そっちはどう?)
Okay, I’m coming!(わかった、今行くよ)

 

「ちょっと待っててね」

相手に少し待ってて欲しいときの「ちょっと待っててね」はシーンに応じていろいろな表現があります。

 

◆カジュアルな「ちょっと待っててね」
Hang on a moment.
Hold on a second.
give me a second.

 

◆丁寧な「少々お待ちいただけますか」
Could you hold on a second please?
I’ll be right with you.(店舗などで店員が客に対して使う)

 

「お先にどうぞ」

相手に道を譲るときなどに使う「お先にどうぞ」は”after you.”を使います。エレベーターのボタンを押しながら相手を待つときなど言うとスマートです。
また、カジュアルな表現として”go ahead”というフレーズもよく使います。

 

「気を付けて(危ないよ)!」

相手に対して注意をうながす「気を付けて!」「危ないよ!」は、注意する対象やシーンに応じていろいろな表現があります。

 

◆相手に危険が押し迫っている状態で使う「気を付けて!」は”Watch out!”
Watch out! A car is coming.
気を付けて!車が来ているよ
Watch out for downstairs.
段差に気を付けて

Look out!も同じ表現として使えます。

 

あらかじめ注意をうながす「気を付けて!」は”Be careful.”
Smoking is not allowed inside this building, so please becareful.
この建物内でたばこは吸えませんので、お気を付けください。
Watch outよりも緊急度は低くなります。

 

◆背後の注意をうながす「気を付けて!」は”Behind you.”
Behind you! A bee is running.
後ろ気を付けて!ハチがいるよ

 

「気にしないで」

「気にしないで」はお礼を言われたとき、謝られたとき、相手を励ましたいときなど、様々なシチュエーションで使うフレーズですよね。

お礼を言われたとき「どういたしまして」のニュアンスを含んだ「気にしないで」は”No problem.”

相手から謝られたときの「気にしないで」は”Don’t worry about it.”
親しい相手にはカジュアルな表現として”No worries.”もよく使われます。

 

落ち込んでいる相手をはげますときの「気にしないで」は”It’s not a big deal.”というフレーズで表すことができます。

日本語表現で「ドンマイ」ともいう”Don’t mind.”という表現は、「気にしないで」という意味で相手に対しては使いません。(自分が)気にしていない、という意味で”Don’t worry about it. I don’t mind.”のように使用します。

 

「ドンマイ」についてもっと詳しく!:日本語の「ドンマイ」は英語の“don’t mind”ではない?英語での励ましのフレーズを覚えよう

 

「ラッキーだったね」

自分に運が向いている「ラッキーだった!」は”Luck is with me.”、相手に「ラッキーだったね」と言いたいときには”You’re in luck!”を使います。
また、”Lucky me!”や”Lucky you!”という短いフレーズだけでも「ラッキー!」「ツイてる!」という意味になります。

 

【例文】
I got a free ticket! Luck is with me.
タダ券もらった!ついてる!
You’re in luck because you ran into me today!
今日私に偶然会えるとは君はラッキーだね

 

【チャレンジ】あなたはいくつ分かる?クイズに挑戦!

とっさの一言英語フレーズをクイズにしました。楽しく英語フレーズが学べますので、ぜひ挑戦してみてください。

 

Q.「ここだけの話」

This is just ( ____ ) you and me, ~… 

正解は…(クリック/タップで答えを表示)

正解は“between”です!
This is just between us.や“Keep this between you and me.””Stays between you and me.”とも表現できます。

【例文】
This is just between you and me, he is going to start new business.
ここだけの話、彼は新しいビジネスを始めるらしいよ。
This is between us, I won the lottery!
ここだけの話、宝くじが当たったの!
Can you keep this between you and me?
ここだけの話にしておいてくれませんか

 

Q.「だから言ったでしょ(ほらね)」

( ____ )! I told you. 

正解は…(クリック/タップで答えを表示)

正解は“see”です!
You see!やAh-ha!を「ほらね」というニュアンスでも使えます。

【例文】
The library was closed.
図書館閉まってたよ…。
See I told you!
ほら、言ったとおりでしょ!

 

Q.「危なかった!」
That was ( ____ ).

正解は…(クリック/タップで答えを表示)

正解は“close”です!
危険が近づいていた、押し迫っていた、というニュアンスでcloseを使います。
That was so close.とも表現できます。

 

【例文】
That was close. If I woke up late I would have been late.
危なかった、もし起きるのがもっと遅かったら遅刻していただろう

 

なお、日本語で「危ない」というと”dangerous”を使いたくなる人も多いですよね。
“dangerous”は、怪我をする危険があるものに対して使用するので、「危なかった!」という意味では使用しません。

 

It is dangerous to face to the lion.
ライオンに向かい合うのは危険だ
To swin in no swimming zone is dangerous.
遊泳禁止の場所で泳ぐのは危険だ

 

まとめ

今回は、覚えておくと役に立つ「とっさの一言」の英語フレーズを紹介していきました。
日本語とは少しニュアンスが異なる表現もありますので注意して覚えましょう。
表現の幅が増えると、会話も弾みます。覚えたフレーズはどんどん活用してみてくださいね。

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