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世界のスポーツから、派生競技まで一挙紹介!みんなが知っているスポーツは?

知識

2024年はオリンピックイヤーであり、7月よりフランス・パリにて第33回パリ2024オリンピックが開催されます。毎年開催国によってオリンピックの種目は異なり、今まで見たことのないスポーツやルールに触れる人も多いかもしれません。「世界で人気のスポーツは何?」「同じスポーツでも世界各国でスタイルやルールは変わるものがある?」といったことが気になる人のために、今回の記事では世界の人気スポーツや派生競技を紹介します。

 

世界に存在する様々なスポーツ

青空の下、走る男女

現在、世界中で様々なスポーツが親しまれています。2024年夏に開催されるフランスのパリオリンピックをはじめ、サッカーはワールドカップ、野球はWBCといったように世界中からプレイヤーが集まる大きな祭典や大会も世界各国で開催されています。

 

日本でも世界中から親しまれるメジャーなスポーツを楽しむ人は多いですが、世界的に人気のスポーツは何か気になる人もいるかもしれません。そこで、世界の競技人口上位5つのスポーツを順に紹介します。

競技人口は継続的にスポーツをおこなっている人の数

スポーツの人気度の指標としても使われている「競技人口」。競技人口とは一般的な解釈では、ある特定の国で特定のスポーツを継続して行っている人の人数とされています。ただし、競技人口に対して明確な定義はありません。競技人口を算出する場合は、国内のスポーツの団体に登録している登録競技者(登録人口)と市民スポーツイベントなどの実施人口の一部をまとめていることが多いです。

世界のスポーツ① バレーボール

バレーボールをプレイする男女

世界で競技人口がもっとも多いスポーツは、バレーボールです。世界全体での競技人口は、約5億人にもおよびます。日本でもプロバレーボールリーグ「Vリーグ」が存在し、バレーボールを題材にした人気の漫画やアニメ作品も多くあり、春高バレーをはじめとした多くのバレーボールの大会も開催されています。バレーボールはほかのスポーツと比べると基本的に激しい動きがないため、幅広い年齢層の方に親しまれているメジャーなスポーツです。

 

バレーボールが特に盛んに行われている国は、アメリカとブラジルです。アメリカのバレーボールの世界ランキングは男子が2位、女子が3位と高いレベルを維持しています。

「9人制」や「ビーチバレーボール」も存在している

バレーボールには派生競技として「9人制バレーボール」や「ビーチバレーボール」があります。一般的なバレーボールは1チーム6人で行いますが、9人制は1チーム9人で行います。9人制バレーボールは日本でも導入されており、6人制とは一部ルールが異なります。たとえば6人制バレーボールは前衛と後衛のポジションに分かれますが、9人制は前衛と後衛ポジションがなく、9人全員がフリーポジションで行うのが特徴です。

 

ビーチバレーボールとは、砂浜にネットを張ったコートで行うバレーボールです。2人1組で行い、コートもバレーボールほど広いものは必要ありません。ビーチで水着姿にてビーチバレーを楽しむ人も多くいます。

世界のスポーツ② バスケットボール

赤い煙の中に映る、ダンクシュートを決めようとする人の影

世界第2位の競技人口を誇るスポーツが、アメリカで誕生したと言われているバスケットボールです。名前の由来は、当初桃を入れるかごをゴールとして用いていたことから来ているとされています。バスケットボールの世界中の競技人口は約4.5億人にもおよびます。

 

バスケットボールは、5人1チームで相手チームのゴールへボールを投げ込み、得点を競います。特にアメリカや日本で人気のスポーツです。アメリカではNBAというプロバスケットボールリーグがあり、多くのスター選手を輩出しています。日本のバスケットボールのレベルも年々高くなり、日本人からもNBAプレイヤーが輩出されるようになりました。パリ五輪では、バスケットボール日本代表の出場が決まっています。

 

日本ではバスケットボールを題材にした人気の漫画作品もあります。また、日本でも「Bリーグ」というプロバスケットボールリーグが確立され、地域ごとに多くのチームが誕生し、盛り上がりを見せています。

 

「3×3」というルールもある

一般的なバスケットボールは1チーム5人制で行いますが、1チーム3人制で行う「3×3(スリー・エックス・スリー)」というスタイルのバスケットボールもあります。3×3は元々アメリカの各地で行われていたストリートスタイルのバスケである「3on3」から生まれました。3on3はローカルルールなどもあり、競技としての明確なルールや規定は確立されていませんでしたが、3×3はバスケットボールの正式種目として認められているのが特徴です。3×3は、2007年にFIBA(国際バスケットボール連盟)によって正式に統一ルールが設けられ、バスケットボールの新種目となりました。3×3はすでに国際大会も開かれており、2024年のパリ五輪でも種目として採用されています。

 

3×3は、3人で行うほか、通常のバスケットボールの半分の大きさのコートを使用して行うことも特徴です。

世界のスポーツ③ 卓球

卓球をプレイしようとしている女性

世界第3位の競技人口を誇るスポーツが、卓球です。台の上でピンポン玉を打ち合って得点を競います。卓球の世界中の競技人口は約3億人で、卓球の国際連盟であるITTFには、200を超える国が加盟しています。

 

卓球はおもに中国と日本で人気の競技となっています。特に中国は愛好家だけでも8000万人、競技人口は3000万人とかなり多く、中国の国技になっています。日本では120万人の競技人口がいます。卓球の強豪国でもあり、多くの有名なプレイヤーを輩出していることから中国のイメージが強い卓球ですが、実は発祥地はイギリスと言われています。

 

卓球は英語でテーブルテニスと呼ばれ、年代を問わず屋内で気軽に楽しめるスポーツです。天候に左右されずプレイできるほか、ホテルや旅館などの宿泊施設やゲームセンターなどの遊戯施設などに、卓球台が設置されているところも多くなっています。

 

世界のスポーツ④ クリケット

男性がクリケットをプレイしている様子

世界第4位の競技人口を誇るスポーツが、クリケットです。日本ではあまりなじみのないスポーツかもしれませんが、世界の競技人口は約3億人にもおよびます。特にクリケット発祥の地であるイギリスや、インドで人気の競技です。インドはイギリスの植民地時代にイギリスからクリケットが広められたことで、現在でもインド国内で圧倒的な人気を誇るスポーツとして親しまれています。ほかにもオーストラリアや南アフリカなどでも行われています。日本では、明治維新直後に英国海軍や英国商人たちが横浜にクリケットクラブを作ったのがはじまりです。1980年には学生スポーツとしても普及しました。

 

クリケットは野球の原型にもなったと言われるスポーツです。11人1チームで攻撃と守備を1イニングずつ交代で行います。棒状のスティックを使い、玉を打ったりキャッチしたりして得点を競います。野球とルールが似ており、1971年からはワールドカップ(W杯)も開催され、年々競技人口は増加傾向にあります。

 

クリケットは、フェアプレーを重んじるスポーツとしても有名です。元々紳士淑女の遊びであることから、プレイの間にはティータイムが入ります。現在の「スポーツマンシップ」とは、クリケットから生まれたともいわれています。

世界のスポーツ⑤ サッカー

夜、サッカースタジアムのピッチでサッカーボールを蹴ろうとする男性

世界で競技人口第5位のスポーツが、サッカーです。世界の競技人口は約2億6000万人にも上り、世界各国で多くの人にプレイされています。特にヨーロッパや南米には名門サッカーチームが多く、数々のスタープレイヤーが誕生しています。サッカーは競技人口的には世界5位でしたが、世界のスポーツで検索したところ検索ボリュームはサッカーが第1位でした。プレイするのはもちろん、サッカー観戦も人気が高く、世界でも多くの人が注目しているスポーツであることが分かります。

 

日本でも1992年プロサッカーリーグである「Jリーグ」が発足したことから人気が高まり、海外で活躍する日本人プレイヤーも多くなりました。使うのはボールひとつのみ、相手のゴールに向かってボールを蹴る、というシンプルなルールであることから、小さな子どもから大人まで幅広い人がサッカーを楽しんでいます。

屋内サッカーと呼ばれる「フットサル」

サッカーと似ている競技にフットサルがあります。フットサルは屋内サッカーとも呼ばれている通り、サッカーが屋外の芝生のピッチで行うのに対して、フットサルは体育館などの屋内のピッチで行います。

 

サッカーが1チーム11人であるのに対して、フットサルは1チーム5人です。コートの大きさもサッカーコートの約半分で、使用するボールもサッカーボールより小さい、専用のものとなっています。コートが小さい分、試合の展開も早く、試合時間もサッカーが45分であるのに対して、フットサルは20分です。オフサイドはなし、ファウルの判定が異なるなど、サッカーと少しルールが異なります。

まとめ

世界で人気のスポーツをランキング形式で5位まで、派生した競技とともに紹介しました。日本でもメジャーなスポーツはもちろん、日本ではあまり競技人口のいないスポーツ

でも、世界では人気があります。2024年のパリ五輪でも多くの種目が競われます。ぜひ世界で人気のスポーツについても注目してみてはいかがでしょうか。

 

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