グローバル化の流れを受けて、日常生活でも英語を使用することが多くなりました。さまざまな活動の中で外国の方と触れ合い、英語で自己紹介をする機会も珍しくありません。内容や情報を分かりやすく伝えれば、初対面の方にも自分を印象付けられます。その後のコミュニケーションもスムーズに行くでしょう。
この記事では、英語の自己紹介の流れや話す内容に加えて、自己紹介で使える例文、年齢別やシーン別の英語の自己紹介のポイントを解説します。
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自己紹介は自分の第一印象を決める大切なポイントとなります。とはいえ日本語でも自己紹介は難しいもの。さらに英語を話すだけでも緊張するのに、大勢の前で話す、何を話すべきか分からない、などの状況から言葉が出なくなってしまう、固まってしまう、という方も珍しくありません。
英語の自己紹介は、話す内容にコツがあったり、おさえておきたいポイントがあります。あらかじめ話す内容やポイントを考慮して準備しておけば、いざ英語で自己紹介をする機会が訪れても慌てることはなくなります。ある程度の緊張も和らげられますので、事前に自己紹介で話す内容やポイントをおさえ、しっかり対策をしておきましょう。
日本語の自己紹介の定番フレーズは「よろしく」や「よろしくお願いいたします」ですが、英語でも以下のような定番のあいさつがあります。まずはこのフレーズをマスターしましょう。
英語の自己紹介の流れと、話す内容を解説します。
自己紹介は、始め方と終わり方が決まっています。個人の場合は相手と握手(地域によってはハグ)とアイコンタクトをしつつ、自己紹介を始めましょう。一対一と大勢の前、それぞれで、適切な最初のあいさつのフレーズは異なります。前述の例文から、シチュエーションに合うものを選んであいさつをしましょう。
日本語の自己紹介の締め方には、「以上です」「ご清聴ありがとうございました」などのフレーズがあります。次のような英語の締めの挨拶のフレーズを使って、自己紹介を終わりましょう。
英語の自己紹介で話される内容をフレーズとともに解説します。
自己紹介の文章を考える上で避けるべきなのが「話題のつまみ食い」です。たとえば「私の名前は~です。出身地は~です。仕事は~です」といった、異なる話題をただ並べただけの自己紹介が該当します。相手が自分に興味を持っているのにも関わらず話題が終わってしまうため、印象が悪くなってしまいます。
「私の名前は~です。~と呼ばれています。ぜひ~と呼んでください」といったように、一つの話題について、最低3文を使用しながら話を進めるとよいともいわれています。話題を深堀して自己紹介をするように心がけましょう。
英語の自己紹介を自分で考えようと思っても「まったく分からない」「始め方と終わり方のうまいフレーズが見つからない」「どうしても話題を並べただけになってしまう」という方も多いですよね。自己紹介の例文を参考にすれば、英語での自己紹介もかんたんに作成できます。
英語での自己紹介の作文にも役立つ、シーン別の自己紹介の例文を順に解説していきます。
テンプレートとしても使えるビジネスシーンでの自己紹介文を紹介します。
Hi, I’m A from B.「こんにちは、私はB株式会社のAと申します」
I am in charge of ~.「私は~を担当しています」
Our clients are all over Japan.「我々の顧客は日本中にいます」
メールで自己紹介をするときには、簡潔に説明できる次のようなフレーズを使いましょう。
My name is (名前), (役職)of(部署)for (会社名).「(会社名)(役職)(部署)の(名前)でございます)
We talked briefly at the conference last month.「先月のカンファレンスでかんたんにごあいさつさせていただきました」
I saw your presentation at ~.「あなたのプレゼンテーションを~で拝見しました」
I am writing you in regards to/concerning~.「~に関してご連絡いたします」
英語の面接での自己紹介では、名前と今までの経歴を話します。次のフレーズを活用しましょう。
Good afternoon, I am (名前). It is very nice meeting you.「こんにちは、私は(名前)です。お会いできてうれしいです」
Nice/Glad to meet you, (相手の名前).「はじめまして(相手の名前)さん(面接官が先に名乗った場合)」
Thank you for coming. →It’s my pleasure.「(相手のお越しいただきありがとうございます、に対して)大変光栄です」
Thank very much you for inviting me to the interview today.「本日面接をしていただき、ありがとうございます」
I studied (専攻) at (学校名) and graduated in (卒業年) with (学位) .「(学校名)で(専攻)を学び、(卒業年)に(学位)を取得して卒業しました」
My major was ~.またはI majored in~.「私の専攻は〜でした」
I work for (会社名) as a (役職) for (年数).「私は(役職)として(年数)の間、(会社名)で働いています」
I am a (役職名) with (年数) years of experience.「私は(役職名)として、(年数)の経験があります」
学生の場合、英語で自己紹介をするシーンはもちろん、英語のレベルも年齢によってさまざまです。年代にあった英語の自己紹介について解説します。
大学生はある程度英語を教育で習得した世代同士で自己紹介します。また、世界への見聞を広げる目的で海外旅行や留学を経験することも多くなる世代です。将来的にも海外にはばたく可能性が高いことを前提に、学校で習った英語よりも、よりリアルな英語を重視した自己紹介を行うようにしましょう。
冒頭の挨拶や締めの挨拶を取り入れるほか「出身地」「家族構成」「学部・学科・専攻」「学年」「趣味やサークル」についての話題を取り入れましょう。
2022年から新指導要領となったことで、高校の英語の授業は以前よりもコミュニケーションを重視した内容になりました。英語の授業内でディスカッションやディベートが開催されることもあるため、高校生は自分のことや意見、想いを英語で発言する機会が以前よりも増えていると言えるでしょう。
自己紹介は、意見や想いを伝える足掛かりにもなります。「名前」「出身地」「趣味」のほか「将来の夢」「夢のために努力していること」「入りたい部活」「部活でやりたいこと」と、話題に対して自分の考えや意見をしっかり伝えられる内容を心がけて自己紹介を行いましょう。
中学生、または小学生は英語の授業で自己紹介と関連した表現を学ぶ機会が多いです。「ニックネーム」「好きなこと」「出身」など、学んだ表現を使用した自己紹介がおすすめです。
自己紹介で印象に残るフレーズを使うと、相手に興味を持ってもらえます。英語にも自己紹介に使える、面白い、おしゃれなフレーズはたくさんあります。人との差が付くフレーズもぜひ活用してみましょう。
ビジネスシーンでは、勤続年数や得意分野を入れると、印象に残りやすいです。
相手におしゃれ、かっこいいと思われる、自分を印象付ける表現を入れるのもおすすめです。
【座右の銘やモットー、格言として使える表現】
【自己肯定感が高めの表現】
英語の自己紹介はフレーズや文章などの中身を重視しがちですが、まず大切なのが「話し方」です。自己紹介は初対面の相手との最初のコミュニケーションとなります。まずは堂々とした話し方を身に付けることで、英語に自信がなくても、かんたんな表現でも、相手にしっかりとした自己紹介として伝えられます。
自己紹介の話し方のポイントをまとめました。踏まえておきましょう。
自己紹介は話して伝えるだけでなく、文章で伝える機会も多くあります。
文章で自己紹介を伝える場合のポイントは、次の通りです。
生きた英語を使った自己紹介がしたいとき、今後英語を話す機会が多くなったときには英会話教室を利用するのもおすすめです。プリンス英米学院ではネイティブ講師と、ネイティブレベルの日本人バイリンガル講師のダブルサポート体制でレッスンが受けられる英会話教室です。英語でコミュニケーションをとるために、細やかにケアできる体制が整っています。
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