英語を活かした仕事がしたい！仕事との種類と準備しておきたいTOEICスコアとは？

グローバル化やインターネット技術の進歩により、世界の人とつながる機会が多くなりました。日本に住んでいても、仕事で英語を使う機会が同時に増えてきています。「将来英語を使って仕事をしたい」と考えている場合、従来の職種よりも選べる職種の選択肢も広くなりました。

この記事では、「仕事で使う英語の将来性」をふまえた英語を使った仕事をするメリット、タイプ別の英語を使った仕事の種類、仕事で英語を使う場合に必要となるTOEICのレベルの目安について解説します。

 

仕事の上での英語の「将来性」は？

社会や経済、さらに日本文化もグローバル化が進み、日本から海外へ進出する企業も増えました。これにともない、社内の公用語を英語にする、人事評価基準にTOEICのスコアを取り入れるなどの英語に関する取り組みを行う企業も増加傾向にあります。今後もビジネス上で英語を使う機会はどんどん増え続けていくでしょう。

ビジネス上で英語を使う機会が増えたのと同時に、技術が進歩したのが「翻訳ソフト」です。会話や文章を瞬時に翻訳できるため、ビジネス上のいろいろなシーンで活用されています。翻訳ソフトの性能向上によって、かんたんな英語はコンピューターでまかなえるようになりました。そのため、今後ビジネスシーンでは専門用語やビジネス上での適切な表現など、「生きた英語」が必須です。

生きた英語を使える人材が、今後のグローバル社会では重宝されるようになるでしょう。

 

英語を仕事にするメリットは？

英語は世界中で多く使用されている言語ですが、特に日本人は英語が不得意と言われています。日本においては英語を自在に操れることで、仕事でも多くのメリットが得られるでしょう。英語を仕事で活用することで得られるメリットを解説します。

 

①高い給与が期待できる

英語が使えることで、高い給料が期待できるメリットがあります。

 

• 英語力があるために昇進や昇格の対象となる
• 英語力が求められる外資系企業などに就職できる
• より高い給料が得られる職種や業種へ転職できる
• TOEICなどの資格を取得することで奨励金や手当が出る企業もある
• 海外転勤などの対象になれる

 

②活動場所が広がる

英語が使えることにより、日本国内の英語を使う仕事はもちろん、海外進出や外資系企業などで働くことも選択肢に入れられます。フリーになり英語を使って在宅で働くことも可能です。言語による壁がなくなるため、働き方や暮らし方も柔軟になり、人生における活動の幅も広げられるでしょう。

 

③活動できるジャンルが多彩

従来、英語を使う仕事といえば通訳や翻訳、日常的に外国人と接する外資系企業の社員や旅行業などが中心でした。一方近年ではさまざまなものがグローバル化され、日本国内で英語を使って働く職種も多様化しています。企業の社員としてだけでなく、接客業のアルバイトやパートなどでも、英語を使って働ける仕事は多くあります。

英語を使うことを前提に、ライフスタイルや自分の性格、やってみたいことなどで多くの仕事が選べるようになりました。

 

【タイプ別】英語が活かせる仕事

英語が活かせる仕事にはいろいろな職種・業種があります。英語の得手不得手や自分自身の性格などと相談し、自分にぴったりの仕事を選びましょう。性格や得意なことなどをふまえて、タイプ別に英語が活かせる仕事をまとめました。

 

人と話す事が好き

人と話すことが好きな人は、接客業を検討してみてはいかがでしょうか。日本人のお客様はもちろん、海外の多くのお客様と接する機会の多い接客業では、英語を使う機会も多くあります。

 

• ホテル
• 日本文化を受け継ぐ老舗店
• 国際線のグランドスタッフやCA（キャビンアテンダント）
• ツアーコンダクター・ガイド
• 通訳　
• 外資系企業
• テーマパークのスタッフ
• レセプタント　など

 

読み書きが得意

特に英語の読み書きが得意な人は「本」や「事務」などに関係した仕事が向いています。

 

• 英文事務
• 英文速記
• 翻訳家（本や映画）
• システムエンジニア
• 秘書　など

 

海外の楽しさを伝えたい

英語はもとより海外の楽しさを広めたい人や、旅行が好きな人は観光業界や海外に関する仕事が向いています。

 

• 旅行会社のカウンター
• ツアーコンダクター・ガイド
• ツアープランナー
• ランドオペレーター
• 全国通訳案内士
• 海外現地スタッフ
• 海外市場調査
• 海外リポーター　
• バイヤー・マーチャンダイザー
• マーケター　など

 

人に教えることが好き

人に教えることが好きな人や、英語の楽しさを人に教えたい人には、教育系の仕事がぴったりです。

 

• 日本語講師
• 青年海外協力隊
• 英語教員（中学校、高校、大学、語学系専門学校）
• 英語保育士
• 英語スクールの講師
• 児童英語講師
• 海外留学生サポーター
• 英語教材編集者
• 英語教材の営業　など

 

他にも資格が必要な専門的な仕事

英語の能力とともに、専門的な資格が必要な仕事もあります。高レベルの英語を使って仕事をしたい人や、高収入が得られる仕事を目指したい人に向いています。

 

• 貿易関係（通関士など）
• 語学系専門学校や大学の英語講師
• 中学校、高校の英語教員
• 弁理士
• パイロット　
• 航空管制官　
• 公認会計士　など

英語のレベルを示すのに必要なTOEIC

英語を活かす仕事に就くには、どんな仕事にもどの程度の英語力を持っているかを示す証明が必要となります。英語力の証明となる試験にはさまざまなものがありますが、日本国内でおもにビジネス上での英語力の指標とされるのが「TOEIC」です。

 

TOEICとは、アメリカにある非営利テスト開発機関であるEducational Testing Service（ETS）によって開発、制作されている英語コミュニケーション能力を測定するためのテストです。英語の4技能で「TOEIC Listening & Reading Test」「TOEIC Speaking & Writing Test」「TOEIC Speaking Test」「TOEIC Writing Test」、さらに「TOEIC Bridge Test」を加えた全5種類のテストに分類されています。「TOEIC Listening & Reading Test」がもっとも受験者が多く、日本でもTOEICと言えば「TOEIC Listening & Reading Test」を指すことが多いです。

 

TOEICは特定の文化に関する表現を排除することで、国や民族を問わず平等に英語コミュニケーション能力を評価できるテストとして、世界約160か国のグローバルスタンダードのテストとして実施されています。日本はもちろん、海外でもTOEICのスコアを入社基準や採用基準、昇格条件として取り入れている企業も多いです。

 

ほかの英語資格が合否で判断される一方、TOEICはスコアで評価されるという特徴もあります。「TOEIC Listening & Reading Test」では、配点がリスニングセクション・リーディングセクションともに495点、合計990点満点となっています。スコアによって評価されるため、自分の英語力のレベルが客観視できるほか、目標設定や英語習得の進捗状況を確認できるのもメリットです。TOEICのスコアを上げることが、英語を学んでいくモチベーションともなるでしょう。

 

ETSが発表した、TOEICのスコアによる英語コミュニケーション能力の目安は、以下の通りです。

• ～220未満　英語でのコミュニケーションをするまでに至っていない
• 220以上～　通常会話で最低限のコミュニケーションができる（ゆっくり話す、繰り返し言ってもらう、言い換えてもらうなどでかんたんな会話が理解できる、身近な話題なら会話ができる）
• 470以上～　日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では業務上でのコミュニケーションができる（通常会話なら応答にも支障がない、基本的な文法や構文が身に付いている）
• 730以上～　どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地をそなえている（通常会話は完全に理解でき、応答も早い。話題が特定分野でも対応できるため業務上でも支障がない）
• 860以上～　Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる（自己の経験の範囲内で専門外の分野の話題でも理解でき、ふさわしい表現ができる。語彙、文法、構文いずれも流ちょうに使いこなせる能力がある）

 

英語を仕事にしたい本格派も満足！「プリンス英米学院」

英語を活かした仕事に就くためには、当然求められるレベルまでの英語力を身に付けなければいけません。仕事で活かせる英語習得におすすめなのが「プリンス英米学院」のレッスンです。

プリンス英米学院では、ネイティブ講師による生きた英会話と、ネイティブレベルの日本人講師の英文法の両方が習得できます。日常会話レベルから、仕事に活かせる上級英語の習得まで生徒一人ひとりに合わせてサポートします。また、TOEICプライベート講座なども実施。英語力の証明としてTOEICを受験するときにも、徹底した対策が受けられます。

 

プリンス英米学院の英語習得サポート体制！：プリンス英米学院とは

 

将来英語を活かしたグローバルな仕事を目指すなら、ぜひプリンス英米学院で本格的に英語の習得にチャレンジしてみませんか？