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英語の敬称をマスターしよう!男性や女性、先生などに付ける敬称を紹介

男性には“Mr.”、女性には“Ms.”など、英語での宛名や呼び方はシーンに応じて敬称が使われます。英語の敬称については中学英語でも学びますが、いざ敬称を使おうとすると「どの敬称を付けるべきか分からない」「この場合にはほかに適切な敬称はある?」と迷ってしまう人も多いでしょう。

 

この記事では、男性、女性を呼ぶときに使う基本的な英語の敬称に加えて、先生などの、職業にちなんだ敬称の正しい使い方や表現方法について解説します。日本語とルールの異なる英語の敬称を覚えて、ビジネスシーンなどでぜひ活用してみましょう。

 

英語の敬称をマスターしよう

敬称とは、相手への尊敬や敬意を示すために名前と一緒に使われる言葉です。日本語の敬称の場合「~さん」「~様」「~先輩」のように名前の後ろにつける接尾辞として使用されていますが、英語の敬称は名前の前に付けて使用します。

 

基本的な英語の敬称が、性別による敬称です。性別による敬称には、結婚しているかしていないかでも使う敬称が異なります。性別による敬称と使い方を解説します。

 

男性の敬称

 

男性に使う英語の敬称は、以下の3つがあります。

  • Mr.(ミスター)
  • Mstr.(マスター)
  • Sir(サー)

 

“Mr.”は一般的な男性への敬称です。相手が結婚しているかどうかに関わらず使用できます。なお“Mr.”とは“Mister”の省略形です。フルネームまたはファミリーネームを付けて使用します。

 

子どもに使用できる敬称も英語にはあります。およそ14歳以下の男の子に対して使う敬称が“Mstr.”です。

 

相手の名前が分からないときに、男性へ使う敬称が“Sir.”です。ビジネスシーンで不特定多数の男性顧客に対しての敬称としても使用されています。

 

女性の敬称

 

女性に使う英語の敬称は、男性と異なり、結婚しているか、していないかによって敬称を使い分けることがあるのが特徴です。ただし、必ずしも未婚・既婚によって敬称を分ける必要はありません。

 

女性に使う英語の敬称は、以下の3つがあります。

  • Mrs.(ミシーズ)
  • Ms.(ミズ)
  • Miss(ミス)
  • Ma’am(マーム)
  • Madam(マダム)

 

“Mrs.”は既婚女性に使用する敬称です。日本語でも「ミセス」として使用されることがあります。Mrs.は“Mistress”(ミストレス)の略です。なお、女性が離婚している、または死別しているなどですでに配偶者がいない場合でも、結婚していたことが明らかな場合はMrs.を使用しても失礼には当たりません。ただし、Mrs.を使用するときには、女性が旦那さんと一緒にいる、親族であるなど結婚していることが確実である場合にのみ使用するようにしましょう。

 

未婚女性に使用できる敬称が“Ms.”です。相手が結婚しているかしていないか分からないときにも使用できます。なお、近年ではジェンダー平等の観点から、結婚の有無に限らず女性にはすべて“Ms.”を使用することも多いです。

 

女の子や若い女性に使用する敬称には“Miss”があります。「~さん」という意味のほか「お嬢様」という意味も持っています。「ミス・ジャパン」などの「ミス」に当たります。なお、ほかの敬称と異なりMissにのみ.(ピリオド)が付かないことに気を付けましょう。

 

女性の名前が分からないときに使用できる敬称には、“Ma’am”や“Madam”があります。女性が結婚しているか、いないかに関わらず使用可能です。日本語では「奥様」「お嬢様」などの意味で訳されます。

 

性別関係なく使える敬称

 

会ったことのない人など、相手の性別が不明な場合に使用できる敬称もあります。

  • Esq.(エスク)
  • Mx.(ミクス)

 

“Esq.”とは“Esquire”(エスクァイア)の略です。日本語では「~様」「~殿」と訳されます。なお、Esq.はほかの敬称と使い方が異なります。“Ichiro Suzuki, Esq.”のように、フルネームやファミリーネームの前ではなく、後に付けるので注意しましょう。

 

“Mx.”は近年誕生したニュートラルな敬称です。相手の性別が分からないときだけでなく、自分の性別を明かしたくないとき、性別にとらわれたくないときなどに使用できます。もともとジェンダーに配慮した敬称として主にイギリスで使用されていましたが、現在では性別が分からない相手への一般的な敬称として使用されています。

 

特定の職業に使える敬称

相手の性別を問わず、特定の職業に対して使用する敬称があります。日本語には「~先生」がありますが、英語にも「~先生」に当たる敬称があり、職業によって使える敬称は異なるため覚えておきましょう。特定の職業に使える敬称について解説します。

 

「先生」を意味する敬称

 

日本語の「~先生」に当たる敬称は、職業によって異なるものを使用します。

  • Dr.(ドクター)医者、「doctor」の略
  • Prof.(プロフェッサー)教授、「professor」の略
  • Ph.D.(ピーエイチディー、ただし「ドクター」と読む場合が多い)博士
  • Esq.(エスクァイア)弁護士、名前の後ろに付ける
  • Lawyer(ロイヤー)弁護士
  • counselor(カウンセラー)法廷での弁護士
  • Senator(セネター)上院議員
  • Congressman(コングレスマン)男性の下院議員
  • Congresswoman(コングレスウーマン)女性の下院議員

 

なお、学校の先生を表わす単語“teacher”は敬称として使用しません。男性なら”Mr.”、女性なら“Ms.”を使用します。

 

まだまだある!職業別で使われる敬称

 

日本語では職業によって使用する敬称には「~先生」しかありませんが、英語には職業別に使用できる敬称がほかにもいろいろあります。

 

  • President(プレジデント)大統領 “President Obama”のように略さない名前を言わずに“Mr. President”と使用することもある。
  • Mrs. PresidentまたはFirst Lady 大統領夫人
  • Governor(ガバナー)知事
  • Mayor(メイヤー)市長
  • Judge(ジャッジ)裁判官 ※「裁判長!」と法廷で言う場合は「Your honor!」
  • Colonel(コロネル)大佐
  • General(ジェネラル)将官
  • Emperor(エンペラー)天皇陛下
  • Empress(エンプレス)皇后陛下
  • Your Majesty(ユアマジェスティー)陛下
  • Your Highness(ユアハイネス)殿下

 

「先輩」を表わす敬称はあるの?

日本語では、年上の人への尊敬や敬意を表す敬称として「~先輩」があります。英語における「先輩」にあたる敬称や考え方について解説します。

 

「先輩」にあたる英語の敬称は存在しない

 

英語には「先輩」にあたる敬称は存在しません。背景には、日本と英語圏での文化の違いがあります。

 

日本は階級や役職を重んじる、年功序列の文化です。そのため、先に入学や入社をした人、年上の人を「先輩」、後から入学や入社をした人・年下の人を「後輩」と呼びます。一方で、英語圏では日本ほど年功序列を重んじていません。そのため、先輩や後輩にあたる単語が存在しないのです。

 

英語で日本語の「先輩」に近い表現には“senior”があります。ただし、seniorはビジネスシーンで上下関係をはっきり伝えるときなどに使う単語です。そのため、「~先輩」

 

という敬称としては日常的にはあまり使われていません。

 

親しい間柄ではファーストネームで呼び合う

 

先輩、後輩の考え方のない英語圏では、入社の順番や年齢に関わらず親しい間柄ではファーストネームで呼びます。英語圏ではビジネスシーンでも上下関係をはっきり示すよりも、親しい間柄であることが大切にされているからです。

 

なお、親しい間柄で年齢差があることを表現したいときには、具体的な学年などを会話に入れることも可能です。

“He is a second -year friend I met at high-school.”「彼は高校2年生の友達です」

 

まとめ

 

英語の性別の敬称と職業の敬称について解説しました。英語の敬称は、日本と異なる表現のものが多いです。英語の敬称を正しく使用するには、職業によって使用する敬称が異なる、上下関係を重視しないなど日本と異なる英語の文化を理解するのも重要です。英語の敬称を正しく覚えて、使用するようにしましょう。

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