日本語と同様、英語もビジネスシーンよりも日常会話の方が比較的簡単であるイメージを持っているという人も少なくないでしょう。ところが、いざ英語で日常会話をしてみようとすると、言いたいことが英語でどう表現すればいいのか分からなかったり、話してみてもうまく通じなかったり…という経験をしたことはありませんか?
日常英会話には、日本語とは異なる単語の表現やポイントがあるので、しっかりおさえておきましょう。ここでは、日常英会話における便利なフレーズのほか、英会話を上達させるためのポイントを解説します。
いざ英語で日常会話をしようとしても、言葉が出てこない、なんて言ったらいいか分からない、という人は少なくないでしょう。英語での日常会話が難しいと感じるポイントともに、覚えておくと便利な日常会話のフレーズを紹介します。
日常会話を英語で話そうとすると、まず日本語で考える→英語に翻訳する→英語の言い方が分からないので黙ってしまう、というパターンに陥りやすいです。実は、中学校や高校では習わない英語表現がたくさんあります。そのため、いざ自分の持っている英語の知識で話そうとすると、うまい表現が見つからない、ということがあるのです。
さらに、中学校や高校で習った英語表現では通じない、ということがあります。
たとえば「髪の毛を切ったんだ」は“I cut my hair.”では通じず“I got my hair cut.”が正しい表現です。前者では(自分で物理的に)髪を切った、という意味になってしまうので、注意しましょう。
ほかにも、「趣味はなんですか」は“What’s your hobby?”よりも、“What do you do in your free time?”が一般的な表現になります。
hobbyは専門性の高い趣味、例えばガーデニングや編み物というような少し「凝ったもの」というニュアンスがあるからです。
このように、知っておかないと話したいこと、聞きたいことが正確に伝わらなくなってしまうため、日英会話は意外とつまずいてしまいやすいのです。
次に、英語で使える便利な日常会話のフレーズをいくつか紹介します。
「~で働いています」
・I work for a hospital. 私は病院で働いています。
・He works in the general affairs department at ○× company. 彼は○×会社の総務部で働いています。
「〇歳になりました」
・I just turned 20. ちょうど20歳になりました。
・I’m turning 25 this year. 今年で25歳になります。
「彼氏・彼女はいるの?」
“Are you seeing anyone? 付き合っている人いるの?
「どうして〇〇に来たの?」
・What brought you here? どうしてここに来たの?(何があなたをここに連れてこさせたの、というニュアンス)
・What brought you to Japan? どうして日本に来たの?
「よろしくお願いします」
・Nice to meet you. はじめまして(よろしくお願いします)
・I’ll leave it to you. これあなたに任せます(これよろしくお願いします)
「実家に帰りました」
・I visited my parents’ house./ I visited my family.実家に帰りました。
「用事がある」
・Something important came up. 用事ができてしまいました。
・I already have some plans today. 今日はもう用事があります。
・Do you have any plans? 今日何するの?(何か用事ある?)
日常会話で言葉がすぐに出てこず、黙ってしまうととても気まずくなってしまいますよね。会話をつなげるためのフレーズや、相手に聞いてみる方法を知っておきましょう。
会話をつなげるためのフレーズや、間を持たせるためのフレーズを覚えておくと、会話がとぎれるのを防げるだけでなく、考えをまとめたいときにも活用できます。
・Umm
「うーん」「あのー」何と答えればいいか悩むとき
・Hmm
「ふーむ」何かを決めるとき
・Let me see
「えーっと」次の言葉がでてこないとき
・Well
「えーっと」Let me see よりもとっさに出るフレーズ
・Like
「そのさ」「えーっと」 カジュアルなつなぎ言葉(ビジネスシーンでは×)
・I mean
「えーっと」「つまり」 自分の考えや気持ちを強調したいとき
・What is it called?
「何て言うんだったっけ?」 言いたいことが思い出せないとき
・You see
「ほら」「あれよ」 聞き手が知らない事実に対して使うカジュアルなフレーズ(ビジネスシーンでは×)
・You know
「分かりますかね」「お分かりの通り」 聞き手が知っている事実に対して使う
つなぎ言葉を使用することで、相手にまだ自分の会話が終わっていないことを提示したり、会話が途切れたりするのを防げます。つなぎ言葉をうまく活用して、次に話す内容を考えながら、頭の中を整理して円滑なコミュニケーションをとってみましょう。
ただし、どれだけ考えても単語が出てこないときには、”How do you say this in English?” や“What do you call this in English? “という表現を用いて「これは英語で何と言いますか?」と素直に質問してみましょう。
日常会話を上達させるには、単語やフレーズをたくさん覚えることです。定型表現をたくさんインプットしましょう。インプットには、英文のテープを聞いたり、日常会話を聞いたり、英文を読んだりがおすすめです。
インプットしたものは、実際に会話で使ってみたり、書き出してみたりして、どんどんアウトプットして身に着けましょう。
ただ英単語を覚えるだけでなく、イメージトレーニングをするのも英会話上達には重要なポイントです。普段、友達や家族とどんなことを話しているのか、頭の中で会話をイメージしてみます。次にその会話内容を英語にしてみましょう。
まずは英語で会話表現を覚えてインプットします。それを口に出してアウトプットします。そうすると、自分が普段しているような英語で展開できるトレーニングができるのです。
日常会話はかんたんそうに見えても、英語と日本語の間で異なった単語やフレーズの表現があります。定型フレーズやつなぎ言葉を覚えておくと、スムーズな日常会話が少しずつできるようになるでしょう。インプットやアウトプットを繰り返して単語やフレーズの量を増やすとともに、イメージトレーニングを活用して、日常会話を上達させてください。
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