ロード熊さん

プリンス英米学院まとめ

✈️ 世界を旅する若者たちへ! 「バックパッキング」と「ギャップイヤー」の魅力とは?

バックパッキングとは?

ヨーロッパやアメリカなどの若者たちの間で人気のある旅行スタイルが、バックパッキング(backpacking)です。大きなバックパックを背負い、鉄道・バス・格安航空などを使ってさまざまな土地を巡り、安価な宿に泊まりながら世界中の人々と交流するのが特徴です。

観光地を次々と訪れるツアー旅行とは異なり、自分のペースで旅の計画を立て、現地の人や他の旅行者と出会いながら過ごせるのが大きな魅力です。

「ギャップイヤー」とは?

西洋の大学生に広く浸透しているのが、ギャップイヤー(gap year)という文化です。高校卒業後すぐに大学へ進学せず、1年間の時間を取り、海外旅行やボランティア、インターンシップ、アルバイトなど、さまざまな経験を積む期間として活用します。

特にイギリスやオーストラリアでは、このギャップイヤーにバックパッキングをしながら世界を旅する若者が多く見られます。それは単なる「休み」ではなく、人生の視野を広げ、自分を見つめ直すための大切な時間と考えられています。

なぜ若者はバックパッキングをするのか?

バックパッキングには、観光以上の深い価値があります。

経済的:高級ホテルではなく安宿を利用することで、長期間の旅が実現可能。

自立心の育成:移動手段の手配や宿探し、トラブルへの対応などを自分で行う経験が、強い自信につながります。

国際交流:ホステルやカフェなどで世界中の旅人と自然に出会い、友情が生まれます。

語学力の向上:英語を日常的に使うことで、教室では得られない実践力が身につきます。

価値観の変化:異文化に触れることで、将来の進路や人生の目標について新たな発見があります。

バックパッキングの定番スタイル

バックパッカーには、いくつか人気のルートやスタイルがあります。

ヨーロッパ一周:鉄道パスを活用し、数週間から数か月かけて多くの国を巡る旅。

東南アジア横断:タイ・ベトナム・カンボジアなど、物価の安さを活かした長期滞在。

オーストラリア・ワーホリ旅:ワーキングホリデーで働きながら旅を楽しむスタイル。

南米や中東の冒険旅:より刺激的な文化や自然を求めて、少し冒険的なルートに挑戦する人もいます。

初心者でも安心!おすすめの宿泊施設

バックパッカーに人気なのが、ホステルゲストハウスです。

・相部屋(ドミトリー)中心で、宿泊費が安い
・キッチンやリビングなどの共用スペースで自然と会話が生まれる
・同世代の旅行者が多く、安心して友達が作れる

設備はシンプルですが、交流や情報交換の場として魅力的な宿泊スタイルです。

英語で友達をつくろう!役立つフレーズ集

旅先での出会いを深めるには、シンプルな英語フレーズを使ってみましょう。

Hi, where are you from?
(こんにちは、どこの出身ですか?)

Is this your first time in ○○?
(ここに来るのは初めてですか?)

Do you want to join us for dinner?
(一緒に夕食に行きませんか?)

What’s your next destination?
(次はどこへ行く予定ですか?)

Can I add you on Instagram?
(インスタでつながってもいいですか?)

Safe travels!
(良い旅を!)

笑顔と一言の英語だけで、旅先での出会いはぐっと広がります。

バックパッキングに挑戦してみよう!

英語を学んでいる皆さんにとって、バックパッキングはまさに生きた英語を使う最高の実践の場です。教科書だけでは学べない表現やリアルな会話を通して、自然と語学力も磨かれていきます。

また、異文化の中で生活することで、自分の強みや課題を見つけ、人として大きく成長することもできるでしょう。

もし将来「ギャップイヤー」を取るチャンスがあれば、ぜひバックパッキングの旅に出てみてください。きっと、一生の宝物になる経験が待っています!

 

プリンスの先生たちのコメント

Luke-sensei

After completing high school and four years of university I was ready to take a break from study, but also not quite ready to settle into a career.
So, after working for a year to save some some money, a friend and I headed off to India and Nepal for three months of backpacking.
I spent three months haggling in markets, visiting shrines and temples, and soaking up the sights and smells of the country; I visited the Taj Mahal, the “coloured cities” of Jaipur, Jaisalmar, and Jodhpur , and ancient ruins in Khujaraho; I was invited to two weddings as a special guest ( a Christian wedding and a Sikh wedding), and was asked to be an extra in a Bollywood movie ; I swam downstream of crocodiles and saw a tiger footprint while walking through a jungle; I went to a sitar recital and saw funeral rites in Varanasi; I took part in celebrations and festivals like Holi; and spent a week waking up at dawn to walk 8 hours a day through the peaks and valleys of the Himalayas.
I experienced some beautiful and amazing things, but also some terrible things. Most importantly I experienced things that were new and different from anything I had experienced in Australia.

It was one of the best decisions of my life, and three months that changed my life forever. If I hadn’t gone back packing, I may never have ended up travelling to Japan.

ルーク先生

高校を卒業し、4年間の大学生活を終えた私は、勉強から少し離れて休みたいと思っていました。しかし同時に、すぐに職業に就いて落ち着く準備もまだできていませんでした。
そこで、1年間働いてお金を貯めたあと、友人と一緒に3か月間のバックパッキング旅行に出かけることにしました。行き先はインドとネパールです。

その3か月間、私は市場で値段交渉をしたり、神社や寺院を巡ったり、国の風景や香りを全身で感じたりして過ごしました。タージ・マハルを訪れ、ジャイプール、ジャイサルメール、ジョードプルといった「色の街」を歩き、カジュラーホーの古代遺跡も見学しました。
クリスチャンの結婚式とシーク教の結婚式、2つの結婚式に特別ゲストとして招かれたり、ボリウッド映画のエキストラに出演するよう頼まれたりもしました。ワニの下流で泳いだり、ジャングルの中でトラの足跡を見つけたり、シタールの演奏会に行ったり、バラナシで火葬の儀式を見たりもしました。ホーリー祭などの祝祭にも参加し、最後の1週間は毎朝夜明けに起き、ヒマラヤの峰や谷を1日8時間歩き続けました。

美しく感動的な体験も、つらく厳しい体験もありました。しかし何より、オーストラリアでの生活では味わえない、まったく新しく異なる経験をすることができました。

この旅は、私の人生で最も素晴らしい決断の一つであり、そして人生を永遠に変えた3か月間でした。
もしあのときバックパッキングの旅に出ていなかったら、私は日本に来ることもなかったかもしれません。

 

Matt-sensei

Like most Australians from the country side I too had a gap year before going to university. This allowed me to travel and save money before making the big move to the city. I got my passport and set out.

First, I went to Bali for 2 weeks and had a cheap and enjoyable holiday for my first time overseas. After that, I went to Vietnam for a month, had an amazing time, met some amazing people and gained life experience that you can only get from travelling. Working out how to get to the next city just by asking the people around you was so fun and freeing. I returned to Australia, worked hard and saved money so I could move myself and my brother to Perth enabling us to go to University and have more opportunities available to us.

For those who are still deciding whether to have a gap year or not, of course asses your own situation before deciding, but I encourage doing a gap year.

マット先生
多くのオーストラリア地方出身者と同じように、私も大学に進学する前にギャップイヤーを取りました。ギャップイヤーを取ったことで、旅行をしたり、お金を貯めたりして、都市への大きな引っ越しに備えることができました。パスポートを取得して、旅に出発しました。

まず最初に2週間バリ島に行き、初めての海外旅行で安くて楽しい休日を過ごしました。その後、1か月間ベトナムを旅し、素晴らしい時間を過ごし、たくさんの素敵な人々と出会い、旅行でしか得られない貴重な人生経験を積むことができました。周りの人に聞きながら次の町への行き方を見つけることは、とても楽しく、自由を感じる体験でした。

オーストラリアに戻ってからは、一生懸命働いてお金を貯め、弟と一緒にパースへ引っ越すことができました。そのおかげで、私たちは大学に通い、より多くのチャンスを掴むことができました。

もしギャップイヤーを取るかどうか迷っている人がいたら、もちろん自分の状況をよく考えたうえで判断するべきですが、私はぜひギャップイヤーを取ることをおすすめします。

 

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