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プリンス英米学院まとめ

文化祭を英語で説明してみよう!海外にも文化祭はあるの?

知識

日本の学校では、学生がさまざまな催しを行うイベント「文化祭」があります。学校外部の人も来場できる学校も多く、母校だけでなくさまざまな学校の文化祭へ足を運んだ、という人もいるかもしれません。外国の方を文化祭に誘いたいとき、文化祭の説明をしたいとき「文化祭は英語でなんて言うの?」「海外にも文化祭はあるの?」と気になった人もいるのではないでしょうか。今回の記事では、文化祭の英語での表現方法や説明の方法を解説します。海外の学校で行われているイベントも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

文化祭の説明を外国人にするのは難しい?

学校の中庭に集まる学生たち

文化祭はさまざまな学校や施設で開催しているため、日本人なら誰もが知っているイベントです。けれども、外国人に文化祭を説明するのは少し難しいと言えます。なぜ文化祭の説明を外国人にするのは難しいのでしょうか?

海外には文化祭というものが無い

実は欧米には文化祭にあたるイベントがありません。元々日本の文化祭は学校教育の一環として、生徒や学生が全員参加で行う学校行事のひとつです。海外には日本のように、全員が参加する学校での行事そのものが珍しいため、文化祭を説明してもイメージできない、という外国人の方も多いかもしれません。

文化祭は英語でどのように訳せばいいのか

勉強のことを考える学生

文化祭は海外の学校では行われないイベントであるものの、英語で訳すことは可能です。文化祭は一般的に「Cultural festival」や「School festival」と訳されることが多くなっています。ただし「Cultural festival」は文化祭であるのに対して、「School festival」は直訳だと学園祭になります。

 

日本でも、文化祭は中学校や高校、その他の一般的な施設で開催されるのに対して、学園祭は大学や短大で開催されます。文化祭は学校や施設側が主導になって行うのに対して、学園祭は学生が主導となって行います。まず外国人の方に対して文化祭と学園祭どちらを説明するかを踏まえて「Cultural festival」と「School festival」いずれか適切な方を選んで使いましょう。

文化祭について英語を使って説明してみよう

階段を下りる女性たち

 

欧米には文化祭はないものの、工夫をすれば文化祭を説明することは可能です。文化祭を英語で説明する場合の具体的な方法について解説します。

文化祭の特徴から説明する

日本の文化祭、特に高校での文化祭は食品や雑貨の出店をしたり、劇や演奏をステージで行ったりと、さまざまな催し物が用意されています。海外の人へ英語で文化祭を説明するときは、文化祭の特徴を交えることで分かりやすく内容を伝えられるでしょう。

 

文化祭を説明するときに使える英語の例文を以下にいくつか紹介します。

 

  • A cultural festival in Japan is an annual event usually in Autumn.

「日本の文化祭は、毎年秋に開催されるイベントです」

 

  • Cultural festivals are mainly held at junior high schools and high schools.

「文化祭は、おもに中学校や高校で開催されます」

 

  • A cultural festival will be an opportunity for each class and club to perform.

「文化祭は、各クラスや部活がパフォーマンスを披露する機会です」

 

  • There are also many different kinds of stalls such as pan-fried noodles, chips and crepe.

「焼きそば、フライドポテト、クレープなどさまざまな食べ物のお店が出店されます」

 

  • People who are interested in or want to enter the school may go and see the school and the showpiece on the day.

「その学校に興味がある、または入学したい人は文化祭に足を運んで学校内や展示物を見ることもできます」

海外のイベントにはどのようなものがある?

 

海外の学校には日本の文化祭にあたるイベントはありません。その一方で日本にはないさまざまなイベントが海外の学校では開催されています。海外の学校で開催されている楽しいイベントについて紹介します。

海外のイベント① open day

「Open day(オープンデー)」とは、高校や大学を訪問できるイベントです。入学を希望している、または興味のある学校の雰囲気や施設内部を見たり、自分が受講を予定している授業やセッションを実際に体験したりできます。出店やパフォーマンスなどの催しはありませんが、入学前に学校の雰囲気を見られる点は日本の高校の文化祭や、大学や専門学校のオープンキャンパスと同じような要素が含まれたイベントと言えるでしょう。

海外のイベント② Prom

プロムに出席した学生たち

「Prom(プロム)」とは、イギリス・アメリカ・カナダなどで行われる卒業パーティーのことです。プロムは「プロムナード(舞踏会)」の略称でその名の通り、卒業を控えた学生がフォーマルな服装にドレスアップし、学校が準備したダンスパーティーへ参加します。プロムは海外ドラマや映画でもよく取り上げられる程、海外の学校行事の中でも特別なイベントです。一般的にパートナーと一緒に参加することが多かったプロムですが、近年彼氏彼女のいない生徒に配慮して、パートナーなしでのルールを設ける学校もあります。

海外のイベント③ Home coming

「Home coming(ホームカミング)」とは、アメリカのほとんどの高校や大学で9月下旬から10月上旬に行われるもっとも大きなイベントです。ホームカミングでは卒業生を招き、スポーツイベントやダンスイベント、同窓会などを行います。

 

海外のイベント④ School trip

「School trip(スクールトリップ)」とは、日本の修学旅行にあたる宿泊をともなうイベントです。たとえばフランス語の科目を取っている生徒はフランスへ、といったように選択している科目やコースによって行き先が異なります。

 

海外のイベント⑤ Christmas fair

「Christmas fair(クリスマスフェア)」とは、クリスマス休暇前に小学校で開催されるイベントです。フェイスペインティングなどのアクティビティ、本やケーキセールといった小学生が楽しめる内容となっています。

 

海外のイベント⑥ Leavers party

「Leavers party(リーバーズパーティ)」とは、小学校を卒業する生徒の思い出作りのために催されるパーティです。「去る人のパーティ」という意味があり、パフォーマンスやディスコといった、卒業生が盛り上がれるパーティが開催されます。

 

海外のイベント⑦ The Duke of Edinburgh’s Award

「The Duke of Edinburgh’s Award」とは、イギリスならではの学生のイベントです。英国のエディンバラ公爵が1954年に構想した若者の成長を支援する国家的なプログラムが元になっています。14~24歳のイギリスの学生たちがフィジカルスキル、遠征、ボランティアなどの、1日8時間のアクティビティを計画しながら、4日間でブロンズ、シルバー、ゴールドの賞を獲得していきます。探検遠征は大人の付き添いはあるものの、基本的に自分の力だけで過ごします。生涯にわたって自分を信じて挑戦するための能力を身に付けることを目的としたイベントです。

まとめ

英語での文化祭の表現や説明方法に加えて、海外の学校や学生のイベントについて解説しました。日本と海外の文化は違うため、文化祭を通じた文化交流を行うことで、お互いの文化を知り、尊重するきっかけとなるでしょう。

 

異文化交流を含め、海外の人と交流やコミュニケーションを取るために必須となるのが英語です。「プリンス英米学院」では、ネイティブ講師とバイリンガル講師によるダブルサポートにより、生きた英語を身に付けられます。

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