ロード熊さん

英語教育改革

2020年度から始まる大学入学共通テストで導入されることになっていた英語民間試験について、11月1日文部科学省が実施を見送る方針を固めました。受験機会の格差や公平性への懸念や試験について各団体の詳細の発表の遅れなど、受験生や大学・高校らの理解を得るのは難しいと判断した模様です。
民間の異なる試験を比較することへの批判や、試験会場が少ない地方の受験生への公平性の問題が解決できていない上、会場や日程などの実施概要も全容が決まらないことなどから、全国高等学校長協会などが、文科省に延期を要請していました。
そうした中で、萩生田光一文科相の10月24日の「身の丈に合わせて勝負してもらえれば」との発言がありました。事実上、格差を容認したことなり、延期を求める声が大きくなっていました。
文科省は今後、実施に向けて準備を進めていた受験生や実施団体、大学などへの対応策を決める予定です。
国公私立大の6割が同センターから成績提供を受ける予定だったため、今後入試方法の見直しを迫られる可能性があります。
受験生の皆さんは今以上に情報収集に努めていきましょう。

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