ロード熊さん

英語教育改革

8月27日 文部科学省は大学による民間試験の利用方法などの情報をまとめたポータルサイトを開設しました。
民間試験ごとにバラバラの情報を一か所にまとめて、受験生が比較しやすくするためです。

大学の活用方法などの他、「GTEC」や「英検」など6団体7種類の試験について、実施日や試験会場、検定料、申し込み方法を見ることができます。

大学の対応は、いまだ不透明

全国の国公私立大など1070校の8月1日時点の活用方針が載せられましたが、そのうち3割の296校が、全ての学部や選抜区分で未だ「未定」となっています。
296校のほとんどは私立の大学で、一部民間試験の申し込み開始が9月に迫る中、受験生の準備への影響が懸念されます。

検定の日程も一部未定

大学だけでなく、民間試験団体の対応も遅れています。6団体7種類の民間試験の実施方法の日程の部分が「4~11月に計28回」「4~7月に1回」などと日程の詳細が示されていない試験や、試験会場が都道府県単位までしか示されていない試験もあります。

全国高等学校長協会からは「全ての民間試験で日時と場所の双方が分からないと受験生は選べない。不安の解消や混乱の収束にはほど遠い」という声があがっています。

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